こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

点滴

ぺっちゃんこのネコです。ブラッシングしようとすると最近はこのくらいぺっちゃんこになるゆっきんさんです。

点滴治療が始まって、もうじき4ヶ月になります。
慣れたはずの点滴だけど、いろいろあってやっぱり慣れない。
同じように悩む飼い主さん、ネコちゃんの何か参考になればとここに思いつくまま記します。

現在は中4日くらいのサイクル(週1〜2回)の点滴をしています。食欲がやや下降線になるときもあるけど点滴をするとまた持ち直し食欲キープしています。療法食だろうが缶詰だろうが、ドライだろうがふやけ(水でふやかしたドライフード)だろうが何でも食べるときと、カツオぶしトッピしないとだめなとき、ゆでササミがマイブームのとき、など気まぐれ炸裂でいろいろです。お水も水素水じゃないと飲まないときもあれば水道水OKのときもあるし、ベランダのバケツの水を欲するときもあり、気まぐれ。
点滴をして2時間くらいで起きてきてモリモリ食べ始めるときもあれば、点滴後、爆睡して朝まで飲まず食わず、しっこ垂れ流し・・・なんてときもある。
最近のパターンは、点滴→終わったらすぐにトイレ→寝る→2時間くらいで起きて食べる→爆睡→午後7時くらいに起きてモリモリ食べ始める。あと点滴した日はも出る。この感じがいつも続いているなら平穏なのですが。
反応は様々で、心配になるのは寝たきり起きてこないパターン。小刻みに震えながらだったり、ときどきパチンとはじかれるようなけいれんしながらの爆睡。ただ顔つきをみると苦しそうではなくて、とても気持ち良さそうに寝ている。
だけどトイレには起きなくて、その場で漏らしてる。これがあるのでゆっきんは常にペットシーツの上に寝かせています。夜中もときどきチェックしてシーツを取り替える。
獣医さんに点滴の液の中に睡眠薬のようなものが入っているのですか?と質問してみたが、そういうことはないとのこと。点滴と点滴の間隔が短いときは、量を減らしてみたら、こんな風に爆睡しなかったこともあり、やっぱり点滴の刺激が強過ぎるときがあるのかなと思う。
ゆっきんさん自体は点滴されるのは嫌なようで最初は手足をバタバタさせて嫌がりました。それを押さえているのが結構、精神的ストレスでわたしも点滴をする日は朝からどんより。
治療で、これをすれば良くなると頭ではわかっているのに、どうしてこんなに嫌なんだろうと悩む日々でした。完全にゆっきんと同化してる状態。でも、回を重ねるうちにそれほど嫌がることはなくなり、じーっと耐えてくれるようになりました。途中で黄色い液体(ビタミン剤←リポビタンDのようなもの)を入れるのですが、そのときに滲みるのか必ず叫んでいたのも今はなくなりました。そういう訳でずいぶんと負担は軽くはなっています。
点滴の針はかなり太くて、一度刺したあとゆっきんが暴れて抜けたときなど、二度目に別の場所に刺したら一度目に刺した針の穴から液漏れ・・。普通はすぐに針の穴はふさがるものらしいのですが先生曰く「お歳ですから・・」。
たまに血が出ているときもあります。これは針を抜く時に毛細血管を傷つけることがあるためらしい。
長期間に渡ってこんな太い針を刺していたら皮膚もボロボロになりはしないか・・・。
人間だって点滴のアザがいっぱい残ります。
皮下注射だから、点滴をすると皮下に液が満タンになって膨らみます。液が吸収されるとまた縮みます。太ったり、痩せたりをくり返すことになるから、皮膚もタルタルになってきました。
おしっこの回数がそれまでの3倍くらいになったので、金沢弁でいうところの"かめる"状態になっているのではないか?
などなど気に病むことは山のよう。
それともわたしが気にし過ぎなだけ?

これしか方法がないのだけど、本当にこれで良かったのか。
答えのない問いがグルグルします。
あと、シモの世話は本当に大変・・。

獣医さんが毎回、「ゆきちゃん、ごきげんいかがですかー?」とゆっきんに話しかけてくれるのですが、当然、本人が答えるはずもなく、代わりにわたしが「おいしく食べていまーす」などと応えているのもイタい。しかもゆっきんは耳が聴こえないからこの会話も彼女に届いてはいないのでした・・・orz

まあ、いろいろありますがとりあえず元気です。