こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

砂茶碗

ワラーチでビーチランをするようになって、ちょっと気になるものがありました。波打ち際を走っているといっぱい落ちているというか砂に埋まっている。
プラスチックの容器の口の部分?
なんでこんなにボトルがいっぱいあるんだろう?って不思議でした。

昨日、『海辺の漂着物ハンドブック』をパラパラめくっていたらすんなり疑問が解決。
このツメタガイの仕業なのでした。
ツメタガイは砂質の海底に生息する大型の巻き貝で、二枚貝を軟体部に包み込み、歯舌をやすりのように使って貝殻に穴を開け中の身を食べる習性がある。−中略−ツメタガイは産卵のときに卵を砂と混ぜて「砂茶碗」と呼ばれるこぶし大の構造物をつくる。
とありました。まさしくこの砂茶碗だったのです。
今朝は砂茶碗のそばにツメタガイを発見し、超納得。

あとよくある透明のゼリー状のものは打ち上がったミズクラゲ

この羽根は絶対ウミネコ
尾に太い黒帯があるのはウミネコだけだそうです。

どこを走ってもおもしろいものがみつかるナー♪