こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

松田正平展

鎌倉の近代美術館で開催中の『松田正平展 陽だまりの色とかたち』へ。
ほんとは別館で開催中の『野中ユリ展』が目的だったのだけど、こちらがうんと良かった。
空いてるし、作品のボリュームたっぷりでいい時間を過ごせました。
生誕100年記念のこの回顧展。解説にもありますが若い頃の油彩コテコテの作品が晩年、まるで水彩画のように変わっていく様がシロウト目にもよくわかります。
特に自画像。若かりし日のものは大真面目なそれがこんな自画像みたことないってくらいの破顔に。
よく描いていたというバラもそう。
年代別に変わっていくバラの絵を追うのも楽しい。
バラや、魚、犬などモチーフが身近なものなので肩の力を抜いて鑑賞できます。
何十年も書き続けているという祝島の絵の前では自然、足も留まりました。

とてもいい展覧会なのでぜひに。9月1日までやっています。

気に入った絵はポストカードで購入。

帰りにまめやさんで桃を。