こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

月・日・星

酷暑の中、探鳥会に参加
八菅山(はすげさん)に行って来ました

少し歩いては立ち止まり耳を澄ませるの繰り返し
キロ60分ペースです

歴史ある八菅神社へはこーんなすごい階段(登らず巻き道で行きました)
神社の境内でランチタイム&鳥合わせ
あまりに暑くて予定より早めの解散とあいなりました
こびとくは熱中症より弁当が心配でした(12時の気温35度


この日のお目当ては「月日星(ツキヒホシ)」と鳴く鳥→
夏の鳥見は樹々に葉が茂っていて姿はみつけにくいから耳が頼りです。
わたしにわかる声はほんの一部だけど、エナガの声(鈴みたいなの)と姿がみつけられたのが嬉しかった。冬の間、追っかけ続けてた成果です。
ヤマガラシジュウカラアオゲラコゲラメジロ、これらの声もほぼマスター
難しかったのがヒヨドリ。聞き慣れたピーヨ、ピーヨ以外にこぶしまわした鳴き方などバリエーションがいろいろあってベテランさんに尋ねる「これは何の声ですか?」「ヒヨドリです」、「これは?」「ヒヨドリです」というやり取りが何度もありました。ついつい、なんだヒヨドリかぁ・・と思ってしまうのがヒヨドリに申し訳ないけど。
そして肝心の「月日星」の方ですが・・・・

聴こえました!!
「ツキヒホシ ホイホイホイ♪」と何度も何度も。
実際にはツキヒホシの部分はよくわからなくて、「ホイホイホイ」のところがかなり特徴的。一度聞いたら忘れない。
そしてラッキーなことにその姿も双眼鏡にとらえることができました。
目のまわりがコバルトブルー。
ああ、図鑑でみたそのまんま。

実は5月の終わりにうちの近くの森でもこの声を聞いていました。そのときに帰って来てから鳥の声サイトで何度もおさらいしてました。でも、あんなところにいるのかなぁ・・・と疑問もあり。
ベテランさんによると「ガビチョウもマネするからなぁ」とのこと。
近所の森にはガビチョウはいます。ってことはわたしがきいたのはガビチョウのものまねかも。
バードウォッチングならぬバードリス二ングは全く奥が深いです。

トレランでもそうだけど、集団より単独行を好むこびとくですが、こうやって皆さんに同行させてもらうと新しい発見があります。今まで知らなかったことを教えてもらえます。
山の中でスズメ。
これは夏の現象で涼しくなるとスズメはまた里におりるそう。
最後に産まれる卵はちょっと色が違っていること。
巣は案外、登山道のすぐそばにあること。木が茂っているというよりは開けたところにあったりすること。
抱卵中の鳥に与えるストレスは100人の人が1分間立ち止まることよりひとりでも長時間滞在されること。

トレランレースが問題なのはもし、コース上に巣があった場合、何時間も人が通り続けることですね。
4月中旬〜7月いっぱいくらいまでは注意しないといけないみたい。
巣をみつけたら、すぐに立ち去ること。これが基本のようです。


おまけ。山をおりたところで無人販売
これも楽しみのひとつ。小銭をお忘れなく〜