こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

箱根外輪山夏の陣

半年ぶりに外輪山一周にチャレンジ!!
箱根町金時山〜湯本まで
前回とは風景も一変
草ボーボー
草の海でおぼれそうになる・・・
ブナの巨木の下にはコアジサイが咲いていた
これがブナの実ですよね
金時山をあとにして振り返る
ポコポコと白くヤマボウシの花がやさしげ


箱根で先輩二人にしごいてもらいました。
ひとりだといつもノロノロだから。
どんどん遠ざかる背中を追いかけながら34キロ、8時間半。
気温も高く、湿度も高く、サンバイザーだと頭のてっぺんがヒリヒリしてきたので途中からはてぬぐいでほっかむり。
あちこちで草の海。走るんじゃなくて泳いでる感じ。まだアザミがそれほど成長していなかったので幸いでした。ときどき鮮やかな色の毛虫。
名前がわからないけど小さな蝶(ではなくてガでした→キシタエダシャク)が乱舞する中、両脇にニガナが咲く道を駆け抜ける爽快さ。
何度も訪れている箱根だけど、同じ道だけど毎回違う顔を見せてくれる。
コマドリのヒヒン〜、ツツドリの電子音にもときめく。
前を行く二人の背中は絶望的なくらい遠くの山道を登っていて、バテバテのこびとくは半泣きになりそうだったけど最後までがんばりました。塔ノ峰までの最後の登りはごめんなさーいと意味不明に誰かに謝ってました。
もう絶対ムリ!って思っても、それは絶対ムリなんかじゃなくて、花や鳥や風景に癒され、また元気がでる。
あと10分、もう下りだけってわかった瞬間に「まだまだ行ける」なんて思う。
ちょっと休めば復活できる。
それがわかっただけでもトレランしててよかったなぁと思います。
そして冬なら羊羹とか補給食にいいけど夏はもっと違ったものが食べたい。それは一体なんだろう?
この夏のテーマです。

出会った植物については次回に。