こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

大さじ2杯

大さじ2杯(30cc)の水を床にこぼしてみました。ゆっきんさんのしっこ一回分はちょうどこのくらい。
こんな風に床に漏らしてしまうことがほとんど。砂トイレのまわりにはペットシートを何枚も敷き詰めてありますが、何枚敷いても最後の一枚の上に乗ってシートの外に向かって放水しちゃいます。
もう少し前へ・・・と背中を押すとずんずんずんと進んでトイレまで行くこともありますが、タイミングが悪いとアレッとしっこが途中で止まってしまうみたいで出なくなります。これは膀胱炎にもなりかねないので注意しないと。

で、大さじ2杯ほどのしっこが一日に10回以上。300ccくらいが放出されているのでしょうか。
そしてゆっきんさんが一日に飲む水の量は多くても200ccくらいではないかと思われます。

200−300=−100

つまり、どんどん脱水が進んでしまう・・・。
そして飲めば飲むほどしっこの量が増える感じ。何かの呪いのようです。
点滴でリンゲル液を一回につき400cc弱入れています。ちょっと多過ぎるのではないか、ゆっきんさんの身体の負担になるのではないか・・・と思いましたが一週間に2回の点滴をしている現在、一日−100ccならば一週間で−700ccとなる訳で結局のところ、このくらいは入れないと効果がないということなのかもしれません。
点滴をした日は一滴も水を飲まず、飲み始めるのは二日目の夜あたりから。
食欲が出てくるのは翌日の朝あたりから。
点滴には静脈点滴と皮下点滴があります。静脈は即効性があるが持続しない。皮下は持続性があるそうです。
ゆっきんさんは皮下点滴です。
食欲が一番良好なのは二日目くらい。この日ならなんでもござれです。過去にプイッとした猫メシもハグハグ。
お皿をなめるように完食する姿なんてゆっきん史上なかったような気がします。
三日目になるとこれは嫌、あれも嫌、かつおぶしをトッピングしなきゃやだ・・とかごねるようになります。
レンジで少し温めて匂いをかがせると納得して食べる場合も。食欲がそのまま4日目まで続くときもあるし、パタッと何も食べなくなるときもあります。
今日は三日目。昨日の夜中はモリモリ食べていたのですが朝からごきげん斜め。一番お気に入りのはずの缶詰にプイプイ。それなのにずっと口をつけなかった腎不全用の療法食(ドライ)をいきなり食べ始めました。
点滴が始まる前まではこれがメインでした。でもあまり食べてくれないから副食としてシニア用の普通食のウェットを水で薄めてあげていました。点滴が始まってからはとにかく食べてもらいたくてシニア用普通食をあれこれ買ってきてはごきげん伺いながら出していました。療法食はすり鉢で細かくして普通食に混ぜていました。
今日は細かくくだいた療法食を水でふやかしてあげたらモリモリ。
これを食べ続けてくれればなんの問題もないのだが・・・。
とにかく気まぐれなので明日の朝にはどうなっているかわかりません。

先週の土曜には血尿が出て、昨日、一昨日は激しく嘔吐。
ゆっきんさんの食欲に翻弄される日々。わたしまで血尿がでちゃいそうです・・・。
でも今日体重を測ったら2.2キロに増えていました(少なかった頃は1.8キロでしたから←1.8を切ると危ないんだそうです)心なしかひ弱になっていた後ろ足がしっかりしてきた気がします。

三脚のポーズのゆっきん。
お顔を洗う時の三本足立ちはグラグラするようになったので後ろ足二本を開き気味にし、前足1本はセンターに。
そしてフローリングの上ではなくラグの上で。
彼女なりに知恵を絞っているようです。