こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

カッコウ?

朝霧高原トレイルレース中に拾いました。みつけたときとっさに、これは何か猛禽類なんじゃないかな、と思った。
レース中だったからとりあえず拾ってザックに押し込む。
いつも持ち帰るのは小さい羽のみと決めていて大きめのものは写真を撮るのみにとどめているのだけど、後続ランナーもいたので道のまん中で写真を撮っている場合じゃなかった。

帰ってきてから羽図鑑をみるとフクロウ類の羽のような気がして来た。
フクロウ、アオバズクなどと似ているようにも見える。だけどフクロウ類の羽には毛が生えているらしい。毛は生えてなかったのでこの線は消えた。
さらに調べていると、どうもカッコウ類(カッコウホトトギス、ジュウイチ、ツツドリなど)のものように思えてきた。
朝霧高原エリアで見られる鳥の代表格もカッコウホトトギスとのこと。
カッコウホトトギスの羽はとてもよく似ていて識別はむずかしいと言う。
違うのは大きさ。
カッコウの方がひとまわり大きい。
この羽は17.5センチあった。

カッコウかな・・・?
拾った場所は開けたところだったので図鑑にあった『他のカッコウ類よりも林縁や草原などの開けた環境を好み・・』という一文とも一致する。ツツドリカッコウホトトギスの間の大きさだが『森林に生息するため見る機会が少ない』とあったので除外。

ということでとりあえずカッコウに認定〜。
羽拾いの謎解きは楽しい♪
(追記・詳しい人に訊ねたらカッコウではなくキジの羽根だったことが判明。それと飛んでいるのは"羽"ですが、落ちているのは"羽根"なんだそう。勉強になりました)

ところで、昨日来年の「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)」についてニュースがあった。
『動植物の繁殖期である5月〜6月を外して開催する』とのこと。
トレランレースでこのようにきっぱり明言されたのは初めてじゃないだろうか。
今年のレース後の調査についてはサイト上では明らかになっていないが、どのような影響があったのか興味がある。村越氏のブログでは少し触れられていたが→ レース後の調査については公開して欲しいなと思う。
じゃないと、何に配慮したらいいかもよくわからないから。
よろしくお願いしたいと思います。