こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

星の旅人たち

先日、『星の旅人たち』を観て来ました。
スペイン巡礼の旅に出て初日に嵐に巻き込まれ亡くなった息子(エミリオ・エステヴェス)のバックパックを背負い、息子の行こうとしていた道を彼の遺灰とともに歩き出した父親(マーティン・シーン、役柄だけではなく実の父親です)。
巡礼の道中で知り合う人たち。
この映画はストーリーが云々というよりは、ピレネー山脈を超えてサンティアゴまでの800キロの道のり、その風景が魅力です。

サンティアゴ巡礼道についてはほとんど知識のなかったこびとく。
ずっと前にパウロ・コエーリョの『星の巡礼』を読んだような読まなかったような・・・(今、再び読み始めています)
巡礼というと宗教的なものというイメージが強くて、なんとなく自分とは遠いもののように感じていました。
だけどこの映画を観てそのイメージは変わりました。
驚いたのはたくさんの人が大きなバックパックを背負って、連なるように歩いていること。
自転車で進む人もいます。
巡礼手帳に各所でスタンプを押してもらい、最後は巡礼証明書がもらえる・・・・

スタンプラリーのノリ?
現在では宗教的な巡礼ではなく、観光目的も多くなっているそうです。
様々な理由で巡礼者はこの800キロの道のりを歩きます。1ヶ月以上かけて全踏破する人もいれば、何回かに分割して歩く人も。また一部だけを歩く人も。(最後の100キロを歩けば証明書はいただけるそう)
そういえば四国のお遍路さんも"通し打ち""区切り打ち"がありますもんね。

目的はどうであれ、こんなに長距離を歩けばきっと何かが変わるはず。
いつか行けたらいいな。
スペインの前に日本の巡礼道を→

長い距離と言えば、今現在400キロに及ぶ驚くべきレースが開催中です→トランスジャパンアルプスレース
選手が進んでいる場所はどしゃぶりだとか・・。今週は空模様が気になります。

今朝5時の空


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