こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

うれしい拾い物

箱根を走った時にみつけました!!阿弥陀寺裏の竹林過ぎて、塔ノ峰に向かうちょっと暗い林の中で。
黄緑色をしていて先端にちょっとだけこげ茶色。
これはもしや・・・と思いました。
帰って来てから調べてみると・・・。
アオバトに違いありません。(追記・もしかしたら違う?アオゲラ?)(後日記・トラツグミのように思えます)
先月、富士山探鳥会でアオバトの羽を拾ったという方がいらして、拾った羽を見せてもらって、いいなーいいなーと思ってました。

わーい!わたしにも拾えたー(誕生鳥なのでお守りみたいなものです)

ここにいたんだなぁ・・・。
鳥って空を飛んでいたり、高い木の上にいるもので、その存在は遠いもの。じっくり見られるのは図鑑の中くらい
だけど落ちている羽を手にすると、急に近いものに感じます。

そしてラッキーなことにこの日、もう一枚羽を拾いました。火打石岳のあたりで。ここも暗めの森。ソウシチョウばかりが目立つ、そんな場所です。
ホオジロでした。(後日記・キジバトのようです)
そういえばホオジロのさえずりもときどき聴こえてきていましたっけ。
拾った羽の色合いで、その持ち主を想像するのはパズルを完成させるようなもの。
そぅっとザックのポケットにしまって、そのあとしばらくは「なんだったんだろう???」と考えながら走りました。

たった2枚の羽ですが、うれしくて楽しくて。
小確幸なんだなぁ・・・。

おまけ。こちらは先週、近所のトレイルでみつけたキジバトの羽。
比較的簡単にみつかるキジバトやドバトの羽を覚えておけば、それとは違うものがよくわかるようになるんだって。
珍しいものを覚えるのではなくて、いつも目にするものをちゃんと見る。これが観察の基本のようです。