これはもう、ストーリーとかはどうでもいいかなって思ってた。
荻上監督だし、市川実日子ちゃんだし、ネコいっぱいでてくるしっていうし、しかも『寂しい人にネコ貸します』ってキャッチコピー。観に行くしかないっしょ。
そういう映画です。
祖母亡きあとネコたちと古い家に一人暮らしするサヨコの目標は"結婚"。
サヨコちゃんが全然さびしそうじゃないのに結婚したい・・って思ってる点だけが違和感あった。
あのまま一人暮らしでいいのにね。
お庭でおひとりさま流しそうめんする様など楽しそうでした。
全編を通してテーマは「穴ぼこ」。
心の穴ぼこをネコで埋めます。
ゼリーをスプーンですくった窪みだったり、靴下の穴だったり、いろんな穴ぼこがでてきますが、なんといっても一番はドーナツの穴！！！
ドーナツの穴を食べる食べ方ってわかります？
これを披露してくれる山田真歩さん最高だった。
バウムクーヘンを剥がしながら食べたり、ポッキーのチョコだけ最初に食べて、残りをプリッツにして食べるのはやってたけど、ドーナツの穴は食べたことなかった。
これを知るだけでもこの映画を観る価値があります。
あと謎のお隣さん役の小林克也さんがすごくおもしろいです。
いなくてもいいようなキャラクターなんだけど存在感バッチリ。セリフはアドリブなんだろうか・・・？
あまりに心地よ過ぎたせいか、途中でウトウトしてしまいましたが観に行ってよかったです。
琉球あさがお1号咲きました！しかもこんなに下の方に。
