こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ハセツネ30k

前日の嵐がうそのように晴れ渡った一日。
ハセツネ30k完走しました
春の日射したっぷりで、朝の空気はひんやりしていたものの、レース中は暑いと感じるような気温でした。日焼けしたな。
土曜は夕方まで雨が降ったそうで、ヌタヌタのトレイルを覚悟していましたが、思ったより地面は乾いていてホッ。楽しく、苦しく、走れました。

スタートから35分ほどで最初の渋滞。これは毎度のことで、ひどい渋滞はここだけだったのでむしろ本戦に比べればどうってことはないです。止まっていて少し寒かったけど休憩にはなりました。石を飛びながら沢を渡る場所は、板を渡してずいぶんと通りやすくなっていた。安全に渡れるから良いのだけど、ちょっぴりつまらなくも感じた。
そういえば受付会場の荷物置き場も以前はブルーシート敷いただけの野ざらしの状態だったのが今回は屋根付きテントに替わっていて、”男前”部分がちょっぴり減ったような印象・・・。
コース上の分岐には必ず案内の矢印があるし、主要ポイントではスタッフさんが誘導してくれるしで、道に迷うことはアリマセン。ここが三浦と全然違うところ。ジェントルマンだなぁ♡と感じました。
とはいえ、崩落箇所もいくつかあり、テープで危険を示してはあるものの、エッ!と思うような崩れ方のところを慎重に通る場面もあり、それなりにドキドキもできました。


奥多摩は登りも下りも急。
壁みたいな登りに延々とランナーの列が連なっているのをみては、げんなり。下りは「え〜無理〜」とつぶやいてみてももちろん助けてくれる人は誰もいず(当たり前だ)、木につかまりながら小股で駆け下りる。後ろのランナーさんに「遅くてすみません」と言ったら「いいですよ。慎重に」って言ってくださったのには相当救われました。強い人ほど優しいんですよね。
これまでは下りでは譲るばかりだったけど、今回は遅いながらも頑張ってくだったつもり。ほんの少しだけどビビリ克服(いや、ほんの少しなら克服とは言わないか・・.)

そんなわけで自分的には前回より頑張った、走れた!と思っていたのだけど、帰ってきてから関門区間タイムを比較するとスタートから第三関門までどの区間も少しだけ前回の方がタイムがいい。(前回は必死だったもんなー)
これには少々ガッカリ・・・。しかし、いいところもちゃんとみつけましたヨ。
第三関門からゴールまでのタイムを前回よりかなり短縮していて、トータルタイムは5分弱の更新でした
これはゴール付近のコースが前回とは違っているせいなのかもしれないけれど、それでも最後にバテバテにならなくて、ちゃんと気持ちよく走れたのがうれしい。悪い点は振り返りません。いいとこだけ褒めておしまいです。

今回の一番の収穫。それはトイレ。
レース中一度も行きませんでした。早めに第一関門で行く作戦だったけど並んでいたのでスルー。第二関門は予想通りの行列だったのでスルー。第三関門まではガマンできるさ、と思って進んでいましたが、第三で誰も並んでいなかったのに「あと1時間くらいはガマンできるっしょ」とスルー。ゴールしたあともまだ大丈夫で、結局駐車場に戻ってから駆け込むことに。6時間以上はトイレなしだったわけで、これは新しい発見でありました。ヤッタネ★

桜の花びらが舞うデザインの完走Tシャツ。サイズXSのTシャツには「JL」のタグが。
何かと思えばJuniorのLなんですね。
どの大会でも完走Tシャツのサイズが大き過ぎて着られません。でもハセツネだけは女子は全体の1割くらいしかエントリーしてないというのにXSサイズを用意してくれます。
こういうところがニクイんだよね〜ハセツネくん