こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ハセツネ・おまけの装備

先日、ブログ記事に掲載していた装備品の数々の中にこびとくらしい一品があります↓↓↓↓

それは、コレ!

他の人の装備品の中にみたことはあまりないけど必需品だと思います。
しっかり甲の上の方まで締めるトレランシューズは靴べらがないと履けない・・・。レース中にシューズを脱ぐことは少ないけどこれさえあれば脱いでも安心。
なんでみんな持ってないのかしら?と不思議なくらいです。
靴屋のこだわりやね。

ハセツネ終わってもう一週間以上経って、つらい記憶はどこかへいってしまい楽しかったことばかり思い出す。
日が暮れていくころの幻想的な霧、霧雨降ってライトの視界も悪くなってたときの闇、満天の星空、樹々の間から見えた町の灯り、夜が明けて行く頃の森、雲海と富士山etc。今回は景色も楽しめました。
そして、コース上のトイレ情報ならまかせて!
ゴールする時間にこんなに幅のあるレースは珍しいでしょう。トップは7時間台。その三倍の時間でゴールする後方ランナー。
一昨年、夫とラン仲間Sさんの応援で初めてハセツネのゴールシーンを観ました。
暗闇の中から光とともに現れてゴム毬のようにはずみながらやってきたトップ選手たち。短髪でやせていてニンゲンじゃないって思った。みんなカモシカみたいでカッコよかった→
深夜までゴールする人たちをずっと観て、仮眠後、早朝から16時間〜22時間台くらいまでのゴールシーンを観ました。日が昇ってゆくにつれ、ゴールする人たちの装備はどんどん重装備になってくるけど、ゴールしたときのあのホッとしたような特別の笑顔は全員に共通していた。やりきった表情、それがほんとに良かった。
そしてゴール後、握手したりするランナー同士の交流もいいなーって思った。トレイルランナーってみんな仲がいいんだなって。その輪の中に自分も入ってみたいって思ったのがきっかけ。
それまでは71.5キロなんて距離は自分の辞書の中にはなかったもの。
フルマラソンどころかハーフのレースだって公式のは出場したことありません。そんなわたしがねぇ・・・。

ゴールするまでに2年かかっちゃったけど。それもわたしらしいかも
長い、長いレポにおつきあいいただきありがとうございました!!