こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ノビタキ

昨日、こういう場所で地面に降りたり、木の枝に止まったりしている鳥をみつけました。慌てて双眼鏡でのぞくと・・・・

うーーーん・・・何だろう????
ホオジロではないし、ジョウビタキでもない。ジョウビタキなら絶対わかるもの。
モズ? いやモズはもうちょっと大きくてガッチリしている。これはもっと華奢でスマートだ。
草原にいる鳥・・・・? なんとかクグリかな?
ともかく地味めで特徴がない感じなんだけど、みたことのない鳥だった。色は茶〜オレンジ系。

帰ってから図鑑とにらめっこ。なんとかクグリ(カヤクグリでした。こちらは草地ではなく薮に出没)は違った。セッカ??これも違う。
やっぱりジョウビタキだったのかなぁとパラパラ図鑑をめくっていたときひらめいた
ノビタキ 冬羽!!!
画像検索してみたら、ビンゴ!でした。
ノビタキは7月の清里高原で一度みたことがあるだけで、そのときは夏羽だったからまるで別人。頭が黒いのがノビタキだとばかり思ってました。図鑑にも夏羽しか載ってない場合も。夏鳥だから夏に観察されることが多いのかと思ったら、意外に秋の方が観察機会に恵まれているようです→
夏は高地にいるから長野県での観察記録が多く、それが春や秋の渡りの時期には他県での観察機会が多くなるみたい。これから東南アジア方面に向かう途中だったみたいです。
これだから鳥見はおもしろい。
出会えるとは思っていない鳥に偶然に出会える喜び。しかも今じゃないと出会えないときている。
嬉しい、楽しい、秋の到来です。
あ、あとおいしい、もね。