こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

箱根外輪山一周

スタートはココ!東京箱根間往復大学駅伝競争復路スタート地点
(往路ゴールとも言います)

芦ノ湖スカイラインのすぐ横のトレイル
そのまま箱根スカイライン横のトレイル

見えたのは真っ白な霧だけ
中間地点の金時山はまだ少し先・・・
ため息出そう〜。ここまでで13キロくらい?
残り20キロ以上ありまっせ

金時山以降も霧の中
明神ヶ岳までが異常に遠い
目の前をキジが駆けて行きました

あまりに余裕なさすぎてお花の写真はこれのみ。
ツリガネニンジン、そろそろ秋の気配。
他にはギボウシが目につきました。


小雨模様のお天気の中、行ってきました箱根外輪山トレイル!
芦ノ湖スタートで三国山湖尻峠長尾峠〜丸岳〜乙女峠金時山〜矢倉沢峠〜火打石岳〜明神ケ岳〜明星ヶ岳〜塔ノ峰〜塔ノ沢〜湯本ゴールというロングコース。なんだかんだで約35キロでした。(コースはこちらを参考に→
これはリタイアしたハセツネ除けばわたしの人生最長〜。
このコースは分割して何度か走ったことはあります。でも全部つなげて走る日がくるとは夢にも思いませんでした。
ラン友さんにお誘いいただいて「行きたい!」と思ってはみたものの、わたしにはちょっと無理かな〜と思い、途中でエスケープ下山する心つもりでツアーに参加したのでした。
男性2名、女性2名でしたので男性二人は常に先行し、その背中が見えることはほとんどなく、女子2名でマイペースで進んだ感じ。ポイントで男性二人が待っていてくれてわたしたちが追いつくとすぐのスタート。
つまり、わたしら休憩なし?!ドリンクひと口ふた口飲むのがせいぜいの休憩しか取らなかったかも。でものんびりしていると日が暮れてしまうのでひたすら進みました。金時山で午後2時すぎ、明神ヶ岳で午後4時。明星ヶ岳で午後5時近く・・・・。本来ならこのあたりでエスケープ下山ということになるわけですが、わたしも含め、皆さんちゃんとライトを持って来ていた。降り続いていた小雨もすでにあがっており、天候の悪化もなさそう。
「どうしますか?」の問いに「行っちゃいますか」とつい答えてしまいました・・・orz

明星ヶ岳から先は下り基調ではあるし、あと少しと言えばそうなんだけど、これがなかなか簡単ではなかった。下りといえども急すぎて走れない。しかも雨で濡れててすべります。ここまでの疲労で膝もガクガク。急激にペースもダウン。それでも、ナイトランの練習ができる!と前向きに考えて焦らずマイペースで進むことにしました。ずっと同じペースで走ってきた彼女と「この一歩一歩がゴールにつながるんだよねー」とポジティブトークしながら。「千里の道も一歩からって言うじゃん」とよくわからない理屈を並べたり・・・。
それでもときどき「もう〜登りいや〜」とか「下りが急すぎるよ〜」とかキレそうになるときも。夕刻すぎるとまわりにブーンと虫が寄ってくるようになり、二人でキレまくり・・・。でも最後の方はそれもどうでもよくなったり。
そして塔ノ峰に到着。男性チームと合流し、いよいよ最後のもうひとがんばり。
だけど、この塔ノ峰からのトレイルはこれまで二回通っていてわたしが嫌いだなーと思っていた場所。昼間でも暗いし、岩が多く、荒れているのです。まだ午後6時くらいであたりは明るいというのに、その先は・・・


こんなに暗いの〜〜〜〜


ということでヘッドライト点灯
最初のうちはまだライトなくても進めるレベルでしたがだんだん暗くなってきました
お前は鳥目か!と自分でツッコミそうになるくらい暗いとダメダメなこびとく。
歩くペース以下のスピードになってしまった・・・。
そんなこんなでた〜っぷり時間をかけての下山となりました。箱根湯本駅ゴールは午後7時ごろ。ほんとは午後5時ゴールの予定だったみたいです。スイマセン。
それでも終わってみれば途中エスケープしなくて良かったという気持ちでいっぱい。やっぱりちょっと無理しないと自分の壁は破れない。いつまで経っても同じ場所から動けないものネ。

湯本駅前でバンザイしてそのまま温泉にドボン
おしまい。
疲れた〜