こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

貴重な体験

栗原、三段の滝にて水つめた〜い!気持ちいい〜!

とにかく暑い日だったので滝周辺は涼しくて格別に気持ち良かった。同行の皆さんも列をなして滝まで降りて来ました。狭い道なので行き違うときは脇の茂みによけたりもしなくてはいけません。
そのうちに・・・。

ひとりの女性が「やられた!」と騒ぎになりました。
ヤマビルです。
わーっ、やっぱりいたんだ・・・。止まって休んでいるとダメだときいていたので「止まらないで早くコンクリートに出ましょう」とまわりの方々に言いながら早足でその場をあとにしました。そのうちわたしの前を歩いていた女性が「いた〜〜〜」と叫ぶ。
ズボンのすそにくっついていたらしく、棒で払って落としました。
「舗装路に出てチェックしましょう。立ち止まらないで」と口々に言いながらとにかく急いで脱出。「コンクリート!コンクリート!」と唱えながら・・・。

やっと舗装路に出たところで足元チェック。

ぎゃあ〜〜〜〜〜いる〜〜〜〜〜〜 とわたし。

右の足首に靴下の上から食いつかれてました。少し血を吸って大きくなっていたヤマビル・・・・。

しかし、ここは冷静に。ザックの中には塩とライターが入っているはず。「塩で取ります」とザックの中をガサゴソ・・。まさかこんなに早くこれが役に立つようになるとは・・。
ひとつかみの塩をかける。ヤマビルびくともしません。
別の方がやはり持参してきた塩をさらにわたしにかけてくれました。
それでもまだヒル、とれません・・・。 

だ、だれか・・・

って気分になってたときにポロリと落ちました!

ヒルに食われると出血が止まらなくなるときいていたので靴下をまくって患部をみてみると・・・
あれっ?何もなっていない。どこ食われたかもわからないくらい。
被害は最小限に食い止められたようでした
念のため軟膏を塗り、絆創膏を貼ってようやくホッとしたのでした。

このわたしの一部始終を見た他の皆さんもハッとして我にかえり、ご自身の足元をチェック。
するとあちらこちらで「いた〜〜〜〜〜〜〜」と絶叫がきこえてきたのでした。

こんなこともあろうかと・・・『 ヒル下がりのジョニー』なるものを靴には吹き付けておいたんですけどね。吹き付ける量が足りなかったのか、どうも効果はなかったようでした。
今後はたっぷりと吹き付けることにします。

それにしても精神的ダメージは大きく、秋になるまでは丹沢には近づきたくないです・・・。マムシやハチもやだしなーとちょっと山へのテンションが下がったことだけは確か。自慢じゃないけど、子供の頃から大勢の中でなぜか”わたしだけ”刺されたり、被害に合うことが多いです。全校朝礼中に自分だけハチに刺されたりとか。
福引きとか、ビンゴとか絶対、当たらないのにネ・・・・。


お口直しにタマムシの画像を。
この日はわたしにとってはお初のガビチョウの姿も見られました