こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

鳥の子育て

この数日、目の離せないものがあります。
それは、軽井沢の森の巣箱の生中継→←3日、午前中に巣立ってしまいました←巣立ったので今度はシジュウカラの巣箱の生中継になってます
ヤマガラの雛が生まれて今日で19日目。ピッキオさんによると今日あたりが巣立ちの日になりそうなのだとか。
7羽の雛はもう親鳥と変わらない大きさになって、巣箱の中でひしめきあっています。以前はうずくまってだんごになっているだけだったのに、最近は羽繕いをしたりはばたく様子をみせたりかなり動くようになりました。個体差があって、いつも小さな子が大きな子の下敷きになっています。親鳥は夜は雛たちの上に覆いかぶさるようになって寝ています。
カワイイ〜

今日は午後からkikaさんに行かなくてはならないので巣立ちの瞬間は見られないな〜。残念だけど。

春から初夏にかけてのこの時期に子育てする鳥が多いのはチョウやガの幼虫といった雛に与えるエサがもっとも豊富だからなんだそうです。この幼虫たちは植物が芽吹く頃にあわせて生まれます。つまり新緑の5月〜6月くらいが一番幼虫が多いのです。この時期に子育てをすれば食べ物を得やすく、子が育ちやすいということ。
だけど、温暖化によって植物が芽吹く時期が早まると、幼虫の多い時期も早まって、それが鳥の子育ての時期とずれてしまうことになります。これは植物の実を食べる鳥たちにとっても問題。
実のなる時期が早まると子育ての時期とずれてしまいます。

人間は暖房や冷房を使ったり、着る服で快適を保てますが、それのできないいきものたちには受難の時代・・・。
STOP! 温暖化。この夏の電力不足で冷房を使わない生活、それで何かが変わるといいなぁと考えます。
これがチャンスに変わるといいなぁと。

今が旬となりつつあるヤマグワの実。(画像は少し前のもの。現在はもっと熟してます)
ムクドリが食べにきてました。ヒヨドリも来ます。
これはモミジイチゴかな。ランニング中にみつけました。子育て中のメジロがせっせと運ぶそうです。ジャムにしても生食でもおいしいそうです。

この時期、サクラも実をつけていますね。お散歩中、気を付けてみてみれば鳥が実をついばむ姿を見られるかもしれませんヨ。