こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ラン中に出会った鳥

日曜のトレラン中、頭上で明るくさえずる声が聴こえた。立ち止まって探すと木のてっぺんで何やら鳴いている。
お腹が白いのが見えた。大きさは・・・ムクドリくらいかな。
特徴的な声。でもわたしの知らないさえずり。そのうち飛んで行ってしまった。
うちへ帰ってからDS野鳥図鑑で検索。名前がわからないのでいつ(4月)、どこで(関東)、大きさ(ムクドリ大)、環境(雑木林)、鳴き声(高い)で特徴から検索してみると・・・。いくつかの候補にしぼられたがこれは絶対違うなというものを除くとシロハライカルが残った。そこでさえずりの声を聴いてみると、シロハラが正解!!!
ちょっと感動。
だってシロハラって地面で落ち葉とかをひっくり返していることが多いときいてました。木の上にいるんじゃなくて地面にいる鳥だと。木のてっぺんで鳴くなんて知らなかった。
冬鳥だからもうすぐいなくなる。その前のほんのひとときだけがさえずり聴けるのだ。
同じ森の中で数週間前に会ったときはポポポポ〜ン(ちょっと違うけど、そんな風に聴こえた)と捨てゼリフを残して立ち去る鳥だったのに。図鑑には「キョロン、キョロン」と鳴くと書いてあったけどわたしには「ピーポーピーポーピー」と聴こえた。

この季節、ウグイスのホーホケキョは至るところできけるが、もうひとつよく聴こえてくるのはメジロのさえずり。先日、木のてっぺんで小さな鳥が鳴いているのをみて何だろうと目をこらして見てメジロだということを知って以来、この声を意識することが多くなった。ほんとによく鳴いてます。鳥の声を人間の言葉に置き換えたものを"聞きなし"といいますが、メジロの場合は「長兵衛,忠兵衛,長忠兵衛」とか「チルチルミチル」と聞きなされてます。そんな風に聴こえなくもないけど、わたしには「なんかめちゃくちゃに鳴いてる鳥=メジロ」という図式。長い節回しで鳴いてるのがそうです。
皆さんもお散歩中とかに気を付けてみてください。メジロのさえずりは町なかでも聴くチャンスありそうですよ。

朝比奈切り通しではキセキレイに遭遇。
きれいな黄色の鳥。よく見るハクセキレイなどよりスマート。水辺の鳥ですが、大きな川というよりは細い水の流れるところの近くにいる鳥。まさしく朝比奈切り通しはそんな風に水が細くチョロチョロ流れている場所です。
そういえば切り通しの途中で網を持った子供&大人のグループに会いました。観察会のようでした。
干潟もそうだけど、こんな風にちょっと湿った場所っていろんないきものがいて大切な場所なんだなぁと思いました。

そして震災以来気になっているのが蒲生干潟のこと→
毎年のようにGWに訪れていましたが、今年は行けません。
2009年GW→
2008年GW→

ホウチャクソウもそろそろ開きますね