こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

三浦半島縦断トレイルレース

三浦半島縦断トレイルレースのボランティアしてきました♪
受付ではこのリグをお渡しします。指につけて走り、チェックポイントで機械に通すのですが、スタート前にすでにこれを紛失してしまった人がいたり・・・。誓約書と引換券と引き換えにリグをお渡ししますがそれもなくしたーとか、あげくの果てにゼッケンなど一式すべて忘れました・・・なんて人も。そうかと思えばきっちり全て揃えて差し出してくれる方もいるし、まあ、いろいろです。
受付に明け暮れて、ハッと気付けばグランドを走っている集団が見えました。みんなでウォーミングアップか?と思ったら次々と外に出て行きました。エッ?!もうスタートしてる??
あまりにゆるゆるのスタートすぎて笑えます。まだトイレに並んでる人もいっぱい。受付してる人もいたし。
行ってらっしゃ〜いと思い切り黄色い(?)声援で全員に手を振って見送りました。
さて、このあとは撤去作業。全ての荷物を車に積み込み、今度はゴールの三浦海岸に向かいます。
横浜横須賀道路を進みながらみんな今頃どのあたりかなーと他のボランティアさんと会話がはずみます。そうこうするうちに荷物受け渡しする市民センターに到着です。さあ、ここからが本番。選手の皆さんからスタート地点で預かった荷物をすべて二階の講堂に運びます。その数7〜800個。トラック二台分!!
これが半端なく大変でした。しかもわたしは階段部分の担当。階段を荷揚げすること数百回!!!すばらしく良いトレーニングになりましたね。朝の寒さ対策で着込んでいたものは脱げるだけ脱いで、それでも汗だくでした。

ジャーン!これを見ればどんだけ壮絶だったかわかるでしょ。この日市民センター前でフリーマーケットが開催されていましたが見に来ていたおばあちゃんに荷物運んでいるとき呼び止められ「それ、売り物?」などときかれたり、「今日は何のゴミの日かしら?」と言われたりも。まさか山のマラソン大会とは思うまい・・。

三浦海岸にゴールしたランナーさんたちはこの市民センターまで自分の荷物を取りに来ます。そこでお渡しするのがわたしたちの仕事ですが、基本、自分で探してもらった方が荷物の特徴もわかっていて早くみつかるのでそうしてもらいます。でもなかなかみつからないときもあり、探すお手伝いもしました。ゼッケンナンバーの上2桁順には並んでいるのですが、袋にナンバーをマジックで書きなぐったようなのは不鮮明で判別しにくく、他のナンバーの列に紛れていたり、または自身でナンバーを間違えて記入していたりと探すのが大変な場合も多かったです。その一方、紙に大きくナンバーとお名前をキチンと書いてくださった人のはすぐにみつかり、「○○さん!」とお名前呼んで渡せるので間違いもなくなりとっても楽ちん。
わたしも今後はわかりやすく書こうと心に決めました。

ゴールする人が増えて来るとどんどん講堂の荷物が減って来ますが、やはり最初にどんどん捌けていくのは番号の若い、つまり年代の若い方の荷物。50代、60代、女性の荷物の列はなかなか短くなりません。うーん、このレース、やっぱり大変なんだなぁと思います。だから1800番台、1900番台、2000番台がくるとキタ!と嬉々として探しにゆきました。
しかし、後半になってくると番号の若いところも後ろの方も残りの数があまり変わらないようになりました。年配者、女性は底力があるんですね。
全ての荷物の受け渡しも終了し、後片付けとお掃除終えて外にでたらもう真っ暗になっていました。長い一日でした。

そしてたくさんのゴール後のやりきった顔を見ていたら、やっぱり走りたかったなーと思いました。
なので、今朝は近所のトレイル走って来ましたヨ。腕は筋肉痛ですが・・・。