こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

大晦日

晦日のサンセット今年の収穫は富士山の横に見える
この山が金時山だと知ったこと。
今年の秋は山練いっぱいしたことが思い出です



2010年を振り返ってみると、よく泣いた年でした。
師匠を亡くした6月は特にひどかった。
その後も底付けの作業にかかるたびに思い出しては泣き。
ハチマキ巻くときは「ギンが上、切った方が上」と師匠の言葉をくり返しながら巻くのが常だったのでハチマキ巻く作業が一番泣けました。悲しくて涙が出るとかそういうことではなくて、自然と出てくるのでした。それはいまだに続いています。
10月もしんどい月でした。身内に入院や手術が続き、これまでなかったような仕事上の大きなトラブルを抱え、おまけにハセツネでは途中リタイア・・・。この頃もよく泣いてたなぁ。
悲しいばかりではなくて嬉しくてホッとして流した涙もありました。
いろいろ過ぎてしまえば、なんとなく元の鞘に納まったようなそんな穏やかさの年末を迎えています。

泣いてばかりいたなんて書くと悪い一年だったように感じられるかもしれないけれどそんなことはなくてとても良い一年でした。平坦ではなかったけれど、よいことはいっぱいありました。
何よりも出会いがたくさんあったこと。うれしい再会もいっぱいありました。こびとくの今年を漢字一文字でと言われたら『会』だと答えます。このブログを通じて、新しく始めたtwitterを通じてなどインターネットを通じての出会いもとても多い年でした。日々更新していて本当にヨカッタ。
アクセス数もいつも一定で、そんなに人気ブログではないことだけは確かですが、一定ということは定期的に見てくださっている人がいるということで、その見守られてるという感じにずいぶん励まされました。

今年一年ありがとうございました!!
至らぬ点は多いですが、来年もこびとく日誌と工房こびとのくつやをどうぞよろしくお願い致します。

ゆっきんさんのこともどうぞよろしく!