こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

明日につづくリズム


さわやかな青春物語を読みました。
舞台は瀬戸内の因島。高校受験を前に将来の夢と現実のあいだに揺れ動く千波。同じく因島出身のポルノグラフィの歌詞に自分の気持ちを重ねる。
島の子供は中3で将来を考え始める。それは、島の高校に行くのか、本土に行くのかという選択。親の経済力も気にしながら迷う。ちゃんと自分の夢をみつけた親友と比べて焦りを感じたりもする。そんなときにも大好きなアーチストの曲は背中を押してくれるのだ。

因島・・・。
20代の頃、自転車でひとり旅しました。まだ橋でつながっていなくて尾道からフェリーにのりました。
自転車&フェリーで巡ったいくつかの瀬戸内の島々。
今みたいにブログもないし、デジカメもなかったけど、記憶の中に鮮やかに残っています。この小説を読みながらいろいろ懐かしく思い出しました。
あんな旅がまたしたいなぁ。

そして、この因島を走るウルトラマラソンがあるということを最近、知りました。
あぁ、いつか、きっと・・・。そんな馬鹿な・・・

ようやく今年最後の一足できあがります。