こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ノルディックトレイル

ノルディック・トレイル講習会に参加してきました。
ノルディックウォーキングはきいたことあるけど、ノルディック・トレイル???
そうなんです。ポールを手に持ってウォーキングするのはトレイルの中! 楽しそうでしょ。

主催してくださったアドベンチャーディバズのサイトによると・・
ポールを持ってトレイルをスピードウォーキング! 体の動きが大きくなり、足だけでなく、骨盤も肩も腕も使った、筋肉の意識した効率の良い走り方、体の動かし方が知らず知らずに身に付きます。いつもと同じトレイルでも、トレランと違った歩き方や走り方、スピードが可能になり、自分で自分の潜在能力に驚くでしょう。キレイなフォーム作りや怪我のリハビリにも最適!
とのこと。
もともとはクロスカントリースキー選手のオフシーズン用トレーニングだったそうです。

この日の講師は山田琢也さんと山室忠さん。山田さんは今年のハセツネ3位でゴールされています!!!
ちょこっとだけハセツネのお話をうかがったのですが、過去三回の出場で今年が一番キツかったっておっしゃってました。でもその一番キツいはずのレースで一番良い順位でゴールされてるんだからカッコ良いです。

最初に平坦な休耕田でポールの持ち方、長さの調整や基本的な歩き方を教えていただきます。
わたしが持っているストックとは違って軽いノルディックポール。わたしのは一般にトレッキングポールと呼ばれるものでノルディックポールとは少し違うみたい。ノルディックポールはストラップで手から取れないようにしっかり固定して使います。固定されているのでしっかり握らないで手を添えるくらいで自然に腕振りしながら使うのです。
ギューッと握ってしまう(末端が緊張する)と体全体も緊張してしまって良くないそう。最初は緊張で手と足がバラバラでしたが、何度か休耕田を往復しているうちに参加者も徐々にリラックス。

慣れてきたところでトレイルに向けて出発です。
アップダウンの少ない割と平坦なトレイルを落ち葉をサクサク踏みながら進みます。
お天気も良くて空気がキーンと冷えてて、気持ち良かった〜。足元はフカフカのトレイル。手にはポール。手と足を良く動かしてちょっと早めのペースで歩く。これが楽しくないわけがありません!
脳科学者の方が言っていたけど人間は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。思うにそれと同じで普通に歩くのより、手足を大きく動かすとなぜかニコニコしてくる→たのしい〜ってなるのではないでしょうか?
途中で坂での歩き方をレクチャーされます。ポールは常に体の後ろでつくとのこと。それは登りでも下りでも同じなんだそう。そして下りを走るときは使わないで手に持ってた方がいいそうです。
えーっと・・・これまでストックは体の前について杖がわりにしてたわたしって・・・
数カ所、急な下りや登りもありました。そのときは「ポールをはずして〜」と言われて、その都度、慌てて手からストラップのベルトをはずしていたのですが、なんとノルディックポールってワンタッチボタンでストラップ部分がはずれるのでした。持ち手のてっぺんにボタンがあり押しながらストラップをスライドさせると取り外しできるという構造にはびっくり。知らなかったので途中で写真撮りたいなーとかドリンク飲みたいなーと思っても手にはしっかりポールが固定されているので、はずすのおっくうで、カメラ出したり飲み物だしたりできないでいました。まさしく両手がふさがった状態。でもカンタンに取り外せたのね〜とずいぶんあとになって知ったのでした。
ポールを使ったストレッチも教えていただきました。そのおかげか今朝、筋肉痛は全くナシ!
むしろ肩周辺がほぐれた感じ。
今度はもうちょっと長い距離を歩いてみたいです。
そしてこの日歩いた寺家ふるさと村の森は、神奈川の探鳥地50選うちのひとつでもあります。鳥見も兼ねてまた行きたいなー。

おやっ?寒いと思ったらブログに雪が降って来ました・・・。