こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

水分補給

先日、ジョグノートの中のコラム()に水分補給に関する興味深いものがあったのでここに記します。
ラソンレース中の適切な水分補給について。
まず、水分補給についての誤解。

運動中は水を飲むなという誤解。これは1960年代頃の話だそうですが、わたしの中学時代もそうでした。部活のランニング中、それも真夏に水は飲むなと言われ、倒れる人続出でした・・・。まったくオソロシイ時代です。

そしてその後水はたくさん飲めという時代がやってきます。しかし、これも誤解。
今では適切な水分補給が大切とされています。
では、その"適切"というのはどのくらいなのでしょうか?
ランニング学会での報告書を読むとわたしのように体の小さいランナー、遅いランナー、気温が低い場合などは1時間あたり50〜100mlとあります。1時間というと10キロのレースを走るくらいの時間。確かに給水はこのくらいかもしれません。

給水は個人差があります。基本的には汗で失われた分を補うので発汗量を調べればとるべき水分量がわかります。では発汗量はどうやって調べるのか?
それは走る前と後の体重差だとのこと。走ったあと、体重が減るのは痩せたからではなく、単に汗で水分が失われてるだけだったんですね〜。ああ、がっかり。
詳しく知りたい方はランニング学会の報告書をどうぞ→

なるほどなぁと思ったのはわたしたち遅いランナーは水分不足より水分のとり過ぎに気をつけねばならないということ。体重の2%くらいの脱水は許容量で体は水分不足に耐えられるようにできているけど、過剰への対応能力は低いのだそうです。水のとり過ぎは水中毒を招くそう。ナトリウム不足による弊害も出てきます。なので水ではなく、糖分、塩分を含んだ飲料が良いらしい。

すでにマラソン大会シーズンに突入していますが、長い距離、長い時間走る方は水分補給に気を付けましょう。
(なんだか最近、こびとく日誌はランニングブログになってますね)







わたしは山の中ではホースでチビチビやってまーす