こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

朝練!山練!

朝早い電車に乗って鎌倉へ。先日購入したトレランコースガイドの鎌倉アルプスコースを走ってきた。
まずは鎌倉駅から瑞泉寺を目指しロードを走る。早朝にもかかわらず人通り、車通りが多い。アトリエkikaさんへ向かう岐れ道と平行してある裏道に入るとやっとホッとする。
瑞泉寺のすぐそばにある天園ハイキングコースの入り口。

大仏ハイキングコースと比べると全体的に暗くて湿ったイメージ。先日の大雨で荒れているところもある。急に心細くなるがほどなくして一人のランナーに遭遇し、ちょっぴり安心。
天園までは20分少々。ここから先はレースで3回走ったことがあるのだ。この分岐の金沢八景方面から走ってきたわけだがあまり記憶に残っていず・・。天園ハイキングコースは建長寺の半僧坊から登って歩いたことも何度かあり、瑞泉寺までも歩いたことがあるはずだしもう少し記憶に残っていそうなものだが逆方向から入ったりすると初めて見た風景のような気がして方向オンチになってしまう。茶屋は覚えてた。

ゴルフ場の裏や岩場のところも記憶にあった。探鳥会でも歩いてる。
そして明月院上のこの階段!!よみがえる記憶〜〜!特徴のあるところは覚えてるんですね。このあと住宅街に出て六国見山の登り口を探すのが最大の問題。ダーッと坂を駆け下りたまではいいがそのあとがあやふや。やっぱり行き過ぎてしまった。戻って坂の上からちょうどおりてきたご老人に尋ねると「そこ→」とまさにその坂を指差してくださった。そうそう!!この坂!この坂!と再び記憶を呼び覚まし、登り口発見。
無事、六国見山からの眺めです。ここで会った男性に「どこから登ってきたの?」ときかれ「瑞泉寺から」と言ったら「そりゃ大変だ」と言われる。
このあとは大船高校を目指し、再び蘇る記憶。レースのときはこのへんにエイドがあったなー、あんぱん食べたなー、梅干し食べたなーと回想しつつ北鎌倉へ到着。トイレ休憩したのち、最近すっかりおなじみの浄智寺からのトレイルへ。修学旅行中の小中学生が多くてなんだかにぎやかな声もしてた。ここは全然心細くはならないコース。先日のように銭洗弁天でかき氷休憩も。おひとりさまかき氷なんて初めての経験かも!!

稲村ガ崎までのコースは最後がジャングルと化した草ぼうぼうシングルトラックになってしまうのでここはガイドブックにしたがって月影地蔵の先を登った分岐を逆方向へ。七里ガ浜の住宅街のどこかに出るのだろうとどんどん進んで行くとひょっこりロードに出た。電柱に書かれた住所を見ると"鎌倉山2丁目"とある。
えっ!?ここ鎌倉山???といきなり迷子のこねこちゃんになってしまった。
よっぽど不安そうに見えたのか道ばたのベンチに座っていたおじいちゃんが「どこに行きたいの?」と声をかけてくれる。「七里ガ浜へ」と応えると「その道ずーっとくだってくと七里ガ浜だよ」と教えてくださった。なんだ、間違えていたわけではなかったのねとひと安心。このコースのいいところはこうやって迷っても必ず誰かが教えてくれること。とにかくトレイルに民家が近いのだ。山深いところじゃない安心感は大きい。ガイドブックにも書いてあったが鎌倉のトレイルはこうやって途切れたトレイルを結んで行くのが特徴。

で、最後の直線は七里ガ浜の「緑のプロムナード」という名の道。実はここが今日のコースで一番びっくりした場所。こんなところがあるとは全く知りませんでした。こんな風に車の通れない道に延々住宅が並んでいる美しい町でした。

七里ガ浜から先は走って帰ることも考えたけど日射しが強くなってきたのでやめにして、七里ガ浜駅から江の電乗車。うちに着いたのはまだお昼前でした。全長約17キロ。消費したカロリーは1119キロカロリー!!もう何食べてもOKみたいな・・
そしてもちろん午後からはおしごとでした。