こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

話の話

行くなら今日しかない!と思って出かけた葉山の美術館。
展示は本日日曜日が最終日です。
昨日、行ってきました。ロシア・アニメーションの巨匠、ノルシュテイン&ヤールブソワ夫妻の『話の話』
楽しみにしていたのは『霧の中のハリネズミ』と『キツネとウサギ』、そして『アオサギとツル』。
たくさんのエスキースも見応えあったし、彼らのアニメーションの技法であるマルチプレーンと呼ばれる何層か重ねたガラス面に切り絵を配置したものの展覧会用の作品(マケット)がとても良かった。
残念だったのは整理券がないと見られないアニメーション上映が美術館に到着したときすでに満席となっており観られなかったこと。展示会場で観られるものも一部あるが、せっかくのアニメーションがテーマの展覧会だったのに肝心のアニメーションが観られないってちょっと残念だった。
仕方がないので絵コンテを目で追ってアニメを観たつもりになってました。霧の中のハリネズミは絵コンテ見てるだけでも霧の中から現れる白馬とか幻想的な雰囲気たっぷりでした。
それから『外套』というちょっと暗い感じのアニメもかなり見入ってしまった。原作は知らなかったので今度読んでみよう。
古い外套のすりきれた部分とかをチェックする動きや着替える動作など、感心してしまった。ロシアって寒いんですね。外套って大事だし、オーバーシューズなるものを履いてました。


ミュージアムショップでやっぱり買ってしまった。葉山の美術館ってミュージアムショップが狭過ぎると思う。
あと椅子も足りないですね。バスも混んでいたので少し疲れました。でも無理してでも行って良かった。