こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ノリベラ

今、欲しいなーと思っているのは広い作業台。
けれども置くスペースもないので、中古品で譲り受けたライティングデスクを長年、使っています。
ライティングデスクって書き物をするのに都合良いように手前が少し下がった傾斜がついているんですよね。
なので、机の上からいろんなものが転がり落ちるわけです。特にペン類。
その他にも落ちるので常に探し物状態。
どこかにあるはずだけどなくなってしまうものも多い。(多分、足元のゴミ箱に落ちてしまっている)
その代表選手が接着剤用のヘラ。

底付けのときは"ヨージ"と呼ばれるブラシを使いますが製甲作業のときはプラスチック製のヘラを使ってます。
よくボンドなどに付属でついている白い小さなヘラ、あれです。
ついたゴムのりを剥がしやすいのが良い点。ヨージだとシンナーなどで拭き取らなくてはいけないので。
しかし、このヘラがとにかくよく消える。ゴムのりがついてたりするとどこかに置いたときに何かにくっついてしまうことも多く、ない!ない!ない!と探すと紙型の裏にくっついていたり・・・。
なくなってもみつかることが多いのですが、先日はとうとう出て来なかった。

で、作りました。
こう、柔らかくしなるのが使いやすい。
塩ビというのでしょうか?レポート用紙の表紙に使われていた半透明の薄い下敷きのようなものを切って、貼り合わせて・・。
細い幅でつくれば細かいところにも対応可。いろんな幅でつくっておくかな。

そういえば靴売り場にいた頃、靴の形崩れを防ぐためにつま先につめた薄紙をつっぱらせるように留めている棒(わかります?シューズキーパーの機能を果たしているもの)、あれにハガキを切って先端に小さなうちわのように貼り、そのまわりにセロハンテープをグルグル巻きにしてました。これを何に使うかといえば、剥がした中敷きを貼るのに手が届きにくいつま先にゴムのりを塗るため。そんな道具を売り場の女のコたちは暇をみつけてはせっせとつくってました。それぞれ自分専用に使いやすいように工夫したり。

今でもあれ、あるのかなぁ・・・。