こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

DS野鳥図鑑

最近、旅行には図鑑ではなくDSを持って行くことが多くなった。(テイクアウト! DSシリーズ(2) にっぽんの野鳥大図鑑)

便利なのは鳥の声が聞けるという点。さえずりと地鳴きの両方が聞けるので声の主を特定することができる。
蔦の森で口笛のようにいい声で歌っていたのはなんとゴジュウカラ。あんなに小さな体なのに遠くまで良く響く大きな声だった。宿に戻ってからDSで再確認する。
奥入瀬渓流で聞いた美しい声の主も、「もしかしたらこれがミソサザイ?」と思いミソサザイのさえずりをペンでタッチしてみると同じ声がDSから流れてきた。
帰りに立ち寄った中尊寺では木の枝の上でシジュウカラの「ツツピー」より妙にゆっくり「ツーツーピー」と鳴いていたヤマガラを見て「東北訛り?!」と思ったがこれもちゃんとDSでもそっくりそのままのさえずりが聞けた。別に訛っていたわけではないようだ。

検索するにはほとんどの場合、鳥の名前から探すのであるが「特徴から検索」という機能を今回の旅行中初めて使った。
検索項目はこんな風。
蔦沼のはるか向こう岸にいたカモらしき鳥。それがなんだったのか絞り込むことに。いつ→4月 どこで→東北 色→白と黒  環境→湖沼 大きさ→ハトより大
とわかっていることを入力すると・・・。374種中10種に絞り込まれた。
絶対違うなと思われるユリカモメやセイタカシギなど除くと候補はスズガモ、ホオジロガモ、ミコアイサの3つになった。
で、ここで蔦の森のパンフを見てみると蔦沼で見られる鳥は「カルガモマガモホオジロガモ」とあった。
という訳でホオジロガモの可能性が濃厚ということに。
スズガモというのはもっと海に近いところにいるのでしょうか?スズガモが近いのかな?とも思ったけど山あいだったのでやはりホオジロガモにすることにします。

こんな感じで楽しく検索できるのだ。
さらにいくつかのゲームもできる。いかにもバードウォッチャー向けのこんなのも。飛んでいる鳥をカウントするゲーム。
ベテランの方には物足りないのかもしれないけど結構おすすめだと思います。このソフト。