こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

蔦野鳥の森

今回の旅行の宿に蔦温泉を選んだのは温泉の他にも理由があった。
それが「蔦野鳥の森」。散策路が整備された森があるのだ。
宿のパンフレットには玄関前の池に飛来したアカショービンの写真があった。



なぬー!?アカショウビン!!

まだ見ぬ鳥である。バードウォッチャー憧れの鳥ともきく。
これを知って俄然盛り上がっていたのだが、アカショウビン夏鳥ということでこの時期はお目にかかれないということをあとになって知るのであった。
アカショウビンは又の機会に。

宿泊した翌日、早朝は激しい雨。散策は無理かなぁと思っていたら、急に雲が流れて青空が。
やったー!と思っていたら急にまた暗くなり、アラレが降り出すという目まぐるしく変わるお天気。それでもときどきは青空が顔を出すので、宿に長靴と傘を借りて森へ向かうことにした。宿にはずらりと各サイズの長靴が並んでおり、よりどりみどり。さすがです。

散策路入り口には案内の看板。いくつかの沼を巡ると2時間半くらい、
ショートカットする野鳥のコースは1時間ほどとのこと

まずはビジターセンターで情報収集
周辺で見られた鳥の記録がある
真冬はハクチョウの飛来もあったそう

ミズバショウの群生もみられた
ちょうど見頃の感じ。
これが最大の蔦沼。
遠くの向こう岸にカモらしきカップルが見えた
色は白黒だったけどキンクロハジロより白の分量が多く見えた
何だったのだろう???ホオジロガモなのかな????

キセキレイオシドリ、カケス、アカゲラなどと遭遇
鳥のさえずりはいっぱーい聴く

ところどころにまだ雪が残っている
でも長靴なので足元がどんなでもOK


途中からまた雨が降り出してきたので引き返すことに。
帰り道に目の前でゴジュウカラとコガラがお食事中。コガラとヒガラの区別がつかないわたしでしたが、この日は一発で識別できました。
ハイ!コガラです。

前日に十和田神社の森でカラ類に出会ってました。双眼鏡で覗くと長いネクタイのシジュウカラとは違い短いネクタイ。ってことはコガラかヒガラ??
宿についてから図鑑(DS野鳥図鑑)で識別の項をみてみたら、ヒガラは後頭部が白く、コガラは頭が真っ黒なのだとあった。この日神社でみたのは後頭部が白だった。なのでヒガラ!
そしてこの朝見たのは間違いなく頭真っ黒、ベレー帽!コガラです。
コガラというからには小柄なんですけど、日本のカラ類最小はコガラではなくヒガラなんだとか。
なんで〜?とツッコミたくなる安易なネーミングなのでした。

ほんと、鳥の話ってキリがないですね。