こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ご近所バードウォッチング

連休前ということで今週は片付けなければいけない仕事山積みのはず。
だけど日曜の木に止まっていたツグミがどうなったか気になって月曜の朝、また走って見に行ってしまった。←別に走る必要はないのですが
くだんの公園へ。
日曜とは違い、平日の早朝はあまり人もいず、さながら野鳥天国。
たくさんのムクドリに混じってありました!地面をつつくツグミの姿が!
4〜5羽はいたと思う。ちょっとでも近づくとすぐに飛び去ってしまう。でも遠目でもときどき立ち止まるスクッと背筋の伸びた姿勢でツグミとわかる。同じように地面を無心につついていたカワラヒワたちも警戒心は強く、ちょっとでも近づきすぎると一斉に飛び立ってしまう。ひとり取り残されるこびとく。そのとき木立ちの中から、きれいな声が聴こえた。
そうっと近づく。
あっ、アオジ
驚かさないようにその場にしゃがみ込む。
枝から枝へ移りながら、ときどき地面に降りながら、さえずっている。先週、自宅近くでみつけたときはチッ、チッと短く鳴いているだけだったがこれは何やら節回しをつけて歌っているよう。
アオジはそう珍しい鳥ではないが平地や市街地に降りてくるのは冬限定の鳥。近所で見られるのは冬の間だけだ。となると聴けるのは地鳴きの方なわけで、こうやってさえずりが聴けるのはこの時期限定のレアなパターンなのだ。さえずり出す頃にはもう山へ帰っていることが多いのだから。
そう考えると貴重な出会いに思えてくる。っていうか多分、ほんとにこの瞬間が今年の最初で最後になるだろう。
何気なく鳥ってチュンチュン鳴いてるだけって思いがちだけど、そうでもなかったりするのです。
知らないで通り過ぎてしまうことも、ちょっとだけ知ってると俄然おもしろくなってくる。
そういうこと、実はいっぱいあるような気がしています。
昨日、放ったらかしの鉢植えに気付けば、つぼみが。
ちっちゃな"気付き"を大切に。

カカトの隠れるお花付きサンダルできました
素足をお見せするにはフットケアが不十分なので
暗めの画像で失礼します