こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

春先のカモメ

そろそろ見納めになってしまうのかなぁと思い、二週続けて散歩がてらカモメを探しに。いたいた!セグロカモメですね。

クチバシに黒斑があって体の色も違うのは幼鳥です。
4年で成鳥になるそうで成長するにつれ、羽根やクチバシの斑点の色はどんどん変わってゆくそう。
図鑑と見比べてみるとこれは第1回冬羽後期か?
それとも第2回冬羽?   んー?  と眠れなくなるわけですね。

わたしがみつけたかったのはこれ、これ!
頭から首、胸まで真っ白の成鳥夏羽。
冬の間は頭、首まわりから胸にかけて褐色が混じるのですがそれが夏は真っ白になると知ったのはごく最近のこと。もうしばらくしたらセグロカモメは近所では見られなくなるので今の時期、限定です。
一枚目の画像と比べると色の違うのがわかります。

そしてこの子は足の色がオレンジ色。
別の種類なの?と思ったけど、図鑑には個体差も大きくていろいろバリエーションがあるようなことが書いてありました。
みんな同じように見えるけどよく観察してみると個性があっておもしろい。双眼鏡で覗いていたらあくびしてるのもいて笑ってしまった。
昨日は防波堤には1羽もいなくて皆さん岩場に集合。
日によって集まってる場所が違うのも何か理由があるのでしょうね。こうやって離れたところから集団の塊でみると羽根のグレー部分が濃いのがオオセグロカモメなのだということが良くわかります。1羽だけウミネコが混じっていましたがユリカモメの姿は見られず。もう立ち去ったあとなんでしょうか。

初見の日は手帳に書き留めるようにしてますが、見納めになった日というのも記録しておきたい。そう思って散歩中やランニング中は目を光らせています。昨日のランニング中に見たツグミ。もしかしたらこれが最後かもね。
そして仕事場にいて聴こえるウグイスの初音は9日の土曜日でした。