こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

完走しました

鎌倉アルプストレイルラン、無事完走しましたー!
昨年までは、おそらく申し込み順のウェーブスタートで男女、年代、走力も入り混じってのスタートでしたが、今年は男子のスタートのあとに女子のスタート。(多分年代別になってたと思う)
ということで、前半はとにかく女のコだけのレースって感じ。
スタートしてしばらくはロードを走ります。信号が何カ所かありますが、今年はそのどれにも引っかからなかった。ラッキー!しかも北鎌倉の踏切にも引っかからず・・・
その後トレイルに入ると最初の男子ランナー発見。女のコたちがバタバタと彼を抜き去ります。わたしも便乗。
後ろから速い女子ランナーが来るわ、来るわ・・・。でも30分くらい走ると順位などもおちつくようであまり抜かれることがなくなってくる。
後半はまわりは男性ランナーが多くなってきて、しかもちょっとへばっているのを抜いたりとかできるので快感〜。
とか言いながら抜き返されたりもするのですが。
江の島での坂道練習をしていたので昨年よりは登りを歩かず、全体を通して走っている感じ。特に中盤は「すごーい、走ってる!走ってる〜」と我ながら感動。
しかし、それも束の間のこと。やはり長い距離を走ることを全くしていなかったので13キロを過ぎたあたりからバテてきた。ちょうど大船高校辺りにエイドがあり、給水と給食があった。わたしはあんぱんをセレクト。これでかなり元気回復。時間が惜しいので止まらず、走りながらモグモグ・・。
そしてこのあたりから、いつものシューズトラブルが。
うーん、このトレイルランシューズはなぜか右の指先がしびれるくらい痛くなってしまうのだ。足をつくたび激痛が走るので痛くならないつき方を試しつつ走行。例のお尻のも痛くなってきたー。
しかし、痛くても走れるのだということをこれまでの数々のレースで学んできたわたし。少しは逆境に強くなっています。
大事なのはネガティブにならないこと。そういう意味ではこのコース、すれ違うハイカーの多さが半端無い。だから「こんにちはー」と声を出せる。それが明るい気持ちでいられる特効薬。こんなにたくさんの迷惑ランナーに快く道を譲ってくださったハイカーの方々。「お礼」と「挨拶」がずっとどこまでも続くレースなのである。要所要所にいてくださるボランティアスタッフの皆さんも声をかけてくださるのだ。どんなに辛くても笑顔をつくれば少しだけ元気になれます。これ、絶対。
何度も書いているけど、ほんとにそうなんだ。無理矢理でも笑顔です。今日のわたしはハナタレの笑顔でした。←レース中拭っても拭っても鼻水垂れてた・・・

後半はそんなわけでよろめきながらでしたがそれでも頑張りました。一番よろめいてたのは最後のチェックポイント月影地蔵を過ぎてからの上り坂。ここでレースをもうやめたい状態。歩きながらリュックを下ろしアクエリアスを口に含み、カツを入れる。その前の極楽寺の住宅街の中を走るロード部分もやめたくなってたっけ・・・。
でも登った先の最後のトレイル、ケモノ道のようなシングルトラックに入った途端、また元気になる。あまり人が通らないので草がぼうぼうの中をかき分けながらゴールに向かって走る。前のランナーの姿は時折、見え隠れ。後ろのランナーの息づかいは近づいたり、遠ざかったり。やっぱりトレイルランって楽しい〜
それを抜けるとあとは700メートルで海!先にゴールしたランナーさんたちも声援を贈ってくれてます。
山レースのゴールが海ってほんとにサイコー。最後はビーチラン。砂に足をとられてよろめきまくり。
さらに階段を登った頂上がゴール!
2時間32分5秒!
去年より8分近く速いゴールでした。

今、足が棒になってますがやっぱり、レース後ってこの疲れも心地よい。
長文におつきあいいただきありがとうございました。

スタート前のお決まりのラジオ体操
今日は音楽がなく、みんなでハミングしながらやりました
できちゃうところがスゴイ!でも第二はグダグダに・・・