こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

くの字走り?

ランニング用インソールの表生地を貼り替えました
これで新品同様に!あと500キロくらいは使用可能とのこと。

昨日の月例で走ってみて特にどこにも違和感はなかったので大丈夫。
また安心して走れます。
そして今の痛みに対処するための調整というのがこちら↓
カカトの部分を少し削ったようです。左右ともですが痛みのある右を多めに削っています。
ショップスタッフさんによると臀部、もも裏といった体の後ろ側に痛みがある場合、ランニングフォームは上体を起し過ぎだというのです。だからもっと前傾を心掛けるようにアドバイスされました。
でも、わたしはどちらかというと姿勢は悪く猫背のタイプ。座っているときも歩いているときも前傾しているはずなので走るときだけ姿勢が良いなんてありえません。納得いかないのでそのことをきいてみると・・・。
走っているときに視線を地面に垂直に下ろした場合につま先が視線より後ろにあるのが良いとされるのですが(つまり前傾ですね)その逆に目線よりつま先が前にあると足の裏側にトラブルが出やすい。
で、前傾のはずなのに裏側にトラブルの出ているわたしのフォームはどうなってるかというと、おそらく上体は前傾、だけどお腹がひっこんでいてそこから先の足は前に出ているという横から見ると「くの字」のようなカタチになっているのでは?ということでした。あぁ、これなら納得。思い当たります。
気持ちばかり前へ前へと焦っていて体がついてゆかない?
腹筋、背筋が足りない?
原因はいろいろ考えられますが、箱根駅伝ランナーのフォームを思い出してみるとなるほど体全体にまっすぐなまま、前傾して宙に浮いてたっけ→ やはり体幹がキーとなりそう。

冷静に考え始めるとなぜ前傾しなくてはいけないのにインソールのカカト部分が削られたのか?ということが疑問になります。削ってしまうと逆に重心が後ろにいってしまうのではないか???
うーん・・・
もう一度スタッフさんに問い合わせてみましょう。

それにしてもこのショップでのインソール調整は不具合、故障箇所の自己申告に基づいてやることになります。実際のランニングフォームをみていただいてやってもらう訳ではないので若干不安が残ります。
その点ではディモコインソール、動きを見るのでやはり良いのではと再認識するのでした。

ということでお客さまのクツにモニターとしてインソールをいれるサービス始めました。
3月31日まで、靴をご注文のお客さまにインソールサービスしております。4月からはインソール有料となります。今、お履きのクツ(市販品でもOK)にインソールをという方も3月いっぱいであれば割引します。
詳細についてはメールフォーム→からお問い合わせください。

ランニングと靴つくり、何か関係あるの?ときかれることも多かったこびとくですが、当初は「全然!」だったけどようやくつながってきた気がします。もっとこのふたつがリンクするとおもしろそう〜