こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

サンドイッチ

カカト修理です間に白いアイガメをサンドイッチしたクツ

修理ついでに全体を削ると元通りの純白がよみがえります
白いところまで減ってしまっていると
白と黒の両方を足さなきゃいけないけど
そういう手間は惜しまずに

こちらはオールソール修理。ついでにスベリ取り替えでしたが
履き口が破れているのを放ってはおけず

革を当てることに
端を縫ったらくるりとひっくり返し
八方ミシン。これがないと修理はできません。
きれいになりました


こんなご時世に直して履いていただける幸せ。愛着を持って履いてくださっているクツなのだと伝わってきます。
クツって磨く専門のお店があったり、直す専門のお店があったり、その昔は古靴専門に売るお店もあったという。そういう使い方をするものって今は少なくて、でもクツだけはまだそういう使い方をされていてそこがいいなぁと思います。
だからわたしもランニングシューズ、新調はせず、修理してもらうことにしました。