こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

憧れのメープルシロップ

ある日のおさんじホットケーキミックス使用
添付のメープル風シロップをかける


ローラ・インガルスの『大きな森の小さな家』の中にメープルシロップを雪の上にたらし、キャンディーをつくるシーンがあります。それに憧れてマネをしてみた幼い頃のわたし。
雪は外に出ればいっぱいあるが、メープルシロップなるものは家の戸棚にはない。メープルシロップとはなんぞや?母親は「はちみつと一緒やわ」などと言う。けれども子供ごころにもそれがはちみつとは違うことは直感していた。
考えた末、ホットケーキミックスの箱に入っているあのシロップがメープルに違いないと確信し、こっそり持ち出し雪の上に垂らしてみた。しかし、一向に固まる様子はなく、シロップはそのまま雪に吸い込まれていった。ああ、これはメープルシロップではないのだ・・・・ととてもがっかりしたことを記憶している。ホットケーキを食べるとき、いつもそのことを思い出してしまう。
先日、このホテルニューオータニホットケーキミックスに添付されたシロップに"メープル風シロップ"と書かれていることに初めて気付いた。
ああ、やっぱりメープルシロップではなかったのです・・・。

ローラが雪の上でつくっていたキャンディーはメープルタフィーと呼ばれるものでメープルシロップをかき混ぜないで111度〜117度にし、それを雪の上に垂らし、棒で巻き取るものらしい。そんなことも最近になって知りました。

大人になるって残酷。

さあ、今日もがんばろう。