こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

お散歩バードウォッチング

三が日は元旦がニューイヤー駅伝、二日、三日は箱根駅伝と午前中はテレビに釘付けとなる。
放送が終わって解放されるのが午後2時くらい。特に予定もないので散歩にでかけるのが毎年の恒例となっている。混雑する場所を避け、双眼鏡とカメラだけを持ってブラブラ歩く。

お正月はゆったりした気持ちでいるので普段はじっくり見ないような鳥、例えばトビだとかスズメなんかにも双眼鏡を向けてみたりする。近くの境川ではセグロカモメがしきりに川にダイブする様子がみられた。
えっ!セグロカモメって、潜るっけ?
何か獲物がいるようで狙って何度も空から急降下して川面に首をつっこんでいるのが1羽いた。別のところからトビも狙ってやってきているような行動をとっている。しばらく見ていたが結局何がいたのかわからいないままダイブは終了。
何羽かのセグロカモメが水面に浮かび、羽繕いをしている。実にのどかな光景。
双眼鏡で覗くと茶色の若鳥やモノトーンの成鳥が入り混じっている。クチバシの先端が黒く見えるのが若鳥で成鳥には黒ではなく赤斑が見える。(これがウミネコになると黒斑と赤斑の両方が見える)探鳥会でもカモメの識別についてはいつも論議になるのであるが、わたしは面倒くさいので近所で冬に見られる大型のカモメはみな"セグロカモメ"にしてしまっている。
だけどこの画像と図鑑を見比べているうちにこれは"オオセグロカモメ"なのかも?と思い始めた。それは目のまわりの褐色が濃く見えるから。画像だと目は黒く見えるけど、実際は目は黄色。若鳥は目は黒く見えた。

さぁて、どっちだ?

新年早々、またもや寝る前にベッドの中でカモメ識別ハンドブックとにらめっこ。
「目は黄色だったよなぁ」とつぶやくわたしに相方は「まぁだ言ってんの?!」とあきれ顔。(先日も同様なことが→
でもこういう小さな疑問を持つのが観察の目を養うのであーる。
アイシャドウを塗ったように褐色斑が目の周りに集中する傾向が強いのがオオセグロカモメというのは今回図鑑の解説で初めて知った事実(セグロカモメナチュラルメイク風)。そのためよりいっそうイジワルな目つきになり、嫌なヤツ風をかもしだしている。性格きつそう。
やっぱりアイメイクで印象変わるんだわ・・・と妙に納得してみたり。ああ、でもこのコ、そんなにきつそうな性格に見えないからやっぱりセグロだ。
そういうことにしておきます。(どちらかおわかりになる方はぜひコメントを)

別の日、同じボートの上には婚姻色に変わったカワウが。このヘアスタイルカッコいいっしょ!と言ってるみたい。

識別は難しく考えるより顔つきやイメージでとらえる方が良いみたいです。
そんな緩味なバードウォッチングがこびとく流。

今年もこびとく日誌はランニングと鳥見の話題が多くなりそうです。
それにしても意味なく長文、書いているうちにどこにも着地しないようになってきて我ながら混乱。
今年は簡潔に短い文章を心掛けます。

では、本日より仕事始め!