こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

湘南月例ビーチマラソン

本日、今年最初のレース。「湘南月例マラソンじゃ〜」と叫んでいたけど実は朝起きたら頭痛がしてた・・・。
どうしようかと思ったけど新年早々ケチがつくのが嫌だったので頭痛薬を飲んで様子見。
いつもは7時くらいに受付にゆくのだがそういうわけで受付締め切り時間の9時前まで自宅待機。
テレビで箱根駅伝を観ながら気分を盛り上げる。結局、あの人たちも頑張ってんだから!とランウェアに着替えて出陣。
会場に着くと『本日はコース上に砂のため、スタートゴールは海岸線になります』という貼り紙がしてあった。そういえば年末から元日にかけてかなりの強風が吹いていた。コースにはかなりの砂溜まりができているはず。
でも海岸線ってどういうこと???といつものスタート地点に行ってみるとなるほど砂浜にそれらしき場所が見えた。良く見ると遥か遠くから砂浜を走ってくる人の列が連なっている。近寄ってみるとちょうど5キロのランナーが次々とゴールしているところだった。ずっと砂浜を走ってくるので皆さんヨレヨレのゴール。
わはは・・・おもいしろ〜い!

いつもより当然タイムが悪くなるので5キロランナーゴール後スタートのファミリーの部も遅れてスタート。
お子様たちもワーッとスタートした途端にみんな砂浜にバッタリ倒れてる。なんとも微笑ましい光景。
「こういう状態なので今日はゆっくり楽しんで走ってください」とアナウンスが入り、10キロの部も10分遅れでスタート。いつもならスタートしてしばらくは渋滞して足踏み状態なのに、皆、てんでにビーチいっぱいに広がったため今日は渋滞なし。このスタートいいかもしれない!
波打ち際の方が砂が固まっていて良いだろうと考えた人が多かったとみえて、波打ち際に向かって走ってゆく人が多数。わたしもそれに習い、波打ち際へコース変更。驚いたことになぜか皆さん砂の上を走るのが速い。割と先頭付近からスタートしていたわたしはどんどん抜かれる一方なのである。なんで〜?と思いつつ、ビーチ中央部あたりを走っている人たちを見ると皆さんサクサク走りやすそうだったのであちらの方が良さそうだとコース変更して波打ち際から離れることに。しかし、中央部も決して走りやすくはなくこちらでも抜かれる一方・・・。
で、やっぱり波打ち際が良いとまたまたコース変更して・・・と蛇行して走るこびとく。
筋力がないのかバランスとるのが下手なのか、とにかくヨタヨタであった。涙
2キロくらいは砂浜を走ってようやくボードウォークからサイクリングロードへ。硬い地面ってなんて走りやすいの!と感動。だけど思っていたより砂浜を走った時の疲労がずっしり足にきている。
ほんとに不整地ランニングって良いトレーニングになるなぁと思いつつひたすら走る。途中で給水があったが17日の伊東オレンジマラソン(給水なしレースなのだ)に備えてスルー。ヒーヒーハーハー言いながらようやく折り返し。再び訪れるゴール前の砂浜に備えてやや押さえ気味で後半走る。もう今回はタイムのことは二の次である。
そして再び砂浜へ誘導される。走りにくいのはわかっているけど、わーいって感じで皆さん次々に砂浜に吸い込まれてゆく。わたしも懲りずに往路と同様、蛇行しながらなるべく硬い場所を探しつつビーチラン。どちらかと言えば波打ち際が走りやすいのだけどときどき大きく押し寄せる波にさらわれそうになりジグザグ走行。
やっぱりビーチでは抜かれる一方。悔しい〜。
でもあとあとよく考えてみると抜いて行くのはほとんど男性ランナーだったのでやはり足の筋力と何か関係があるのかもしれませぬ。
ようやく近づいてきたゴールもたどり着きそうでたどり着けない。もうフラフラ。ゴール近くの監察スタッフの方々も苦笑い。こちらも苦しいながらも自然と笑みが出ます。まわりもみんな笑いながらのゴールでした。

月例での自己ベストを狙って出かけたはずが・・・56分39秒!先月より5分以上遅かった。
思い出に残るレースとなりました。カメラを持っていなかったので大勢がビーチを走っているあの珍しい姿を皆さんにお見せできないのが残念。今年も帰り際にふるまわれた樽酒をいただき、楽しい走り初めとなりました。