こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ジョウビタキ

寒い朝です。

まだ少し暗い6時前から鳥の鳴く声が聴こえてきます。
ヒッ、ヒッ、ヒッと鳴いているのは....。ジョウビタキ。
この画像じゃ何かわからないですね。マンションの下の階の柵に止まって鳴いてます。ここのところ毎朝です。
ジョウビタキは冬を雪のない地域で過ごす鳥。中国東北部などから日本にやってきます。
先週、おつかい途中に電線の上にとまって鳴いているのをみつけました。双眼鏡を持っていなかったので最初、尻尾を上下に振る姿を見てモズかなぁと思ってました。でも鳴き方が明らかに違う。(この時点でわたしはジョウビタキの声をしりませんでした)ジーッと見てると翼に白斑があるのが見えました。
えーっと、あれ何だっけ?何だっけ?地味なのは多分、メスで...何だっけ???と思い出しそうで思い出せない鳥の名を早く調べたくて駆け足で帰宅しました。そしてDSを開いて・・・そう、ジョウビタキのメスでした!
DS野鳥図鑑は声が聴けるので鳴き声を確認してみると確かにさっきと同じ声。これまで姿だけしか知らなかった鳥が急に身近になりました。そしてその翌日、ベランダ側から同じ声が朝聴こえてくるのに気付いたのでした。双眼鏡で探すとジョウビタキのオスがいました。
ヒッ、ヒッ、ヒッと錆びた自転車のブレーキのような声のあとにカカカッとキツツキがドラミングしているような音も聴こえます。近くにコゲラもいるのかなぁと思ってました。
さらに翌日、また朝早くから例のヒッ、ヒッ、ヒッが聴こえます。でもって前日と同様にカカカッと木を打つような音も続きます。またジョウビタキコゲラ?と思っていたのだけどよーく聴いているとこのカカカッも同じ鳥から発せられてるよう。
図鑑をみてみたら、ジョウビタキの鳴き声の欄に「ヒッ、ヒッ、ヒッ」の他に「カッ、カッ、カッ」と低音で鳴くとありました。さらに調べると、この打撃音が火を焚くときの火打ち石の音に似ているから『火炊き(ヒタキ)』という名がついたとの記述が・・・。
なーるほど!すごい納得!
もう、ジョウビタキの声はマスターしましたヨ。
単独行動で朝早くから鳴きます。もしかしたら皆さんの近くにもやってきているかも。



今朝は富士山と月がきれいでした