こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

激走!モンブラン!

明日31日、午後8時からNHK総合であるトレイルランニングレースの番組が放映されます。
そのレースとは『ウルトラトレイル・デュ・モンブラン』と呼ばれる、フランス、イタリア、スイスの三か国を駆け抜けるレース。
総距離166キロ、累計標高差9400メートルという想像を絶する壮絶なレースです。
フルマラソン4回分、登る高さは富士山2.5倍って信じられますか?
これはもう、見逃せません。

このレースに日本から30名程のランナーが参加しました。そして何人もの入賞者も出ました。
中でも鏑木毅さんの強さはピカイチ。番組では鏑木さんがクローズアップされるよう。

わたしがトレイルランニングを知ったのもテレビ放映されていたある過酷なレースを観たのがきっかけでした。
サハラ砂漠を自分に必要な水や食料など全ての荷を背負って何日もかけて走破する(実際には歩いてましたが)レースでした。その番組に引き込まれた直後にFMヨコハマに当時、稲村ガ崎在住だったトレイルランナー石川弘樹さんが出演されて、トレイルランニングについて語っているのを聴きました。
「なんかおもしろそう・・・」と思ったことを記憶してます。それからずいぶん時は流れて、2008年に鎌倉アルプストレイルランニングレースに初めて参戦することになったのでした。(追記・なんかこのこと昔ブログに書いたような気がするなーと思って探したら有りました→過去記事
だから、「トレラン?何それ?興味なぁい!」って人にもぜひこの番組を勧めたいです。

10月31日金曜日 20時〜
NHK総合 ワンダー・ワンダー   詳しくは番組サイトでどうぞ→

トレランの魅力っていっぱいあるのだけど、先日ネットサーフィンしていたらわたしの応援しているランナー相馬剛さんの手記の中に、自分が山にとけてしまいそうな感覚という言葉をみつけました。相馬さんたちトップ選手は競技性を追及するあまり、トレイルランニング本来の魅力を感じていないと言われるのですが、極限状態だからこそ感じることとしてこの感覚、このとき感じた自然との一体感をあげていました。そして、『またいつか、この感覚を味わいたい』とも。(これは優勝した2007年のハセツネ後に記されたものでした)

自分が山にとけちゃいそうな感覚、ぜひ味わってみたいものです。


いやはや、これも減り過ぎですがな・・・
今週中に自分のクツも含め全部直しますヨ!