こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ディアドクター

少し前に観た映画の話。
途中まで記事を書いていてそのまま放置していたのを加筆修正したのが以下です。

またもや最終日の最終回の駆け込み。お客さんの入りは上々のようでした。
『ディア・ドクター』なかなかの映画でした。ラストだけ、えっそんなんでいいのん?と思ったけどいいのでしょう。
なんか巧妙にできてました。原作、脚本、監督全てこなしてスバラシイです。西川美和監督!

ストーリーについてはあれこれ書きません。
ただ、やっぱり手ぬぐいなの・・・。

農作業姿の八千草薫さんの首に巻かれた白地に青の葉っぱ模様の手ぬぐい。欲しい〜。
やっぱり白地に青の桜の花もようの手ぬぐいにはアイロンかけていらっしゃるし・・・。芸が細かいです。

そして最近観る映画のほとんどに出演されている香川照之さんがいい仕事されてます。
患者が望む治療をしてくれるお医者さんってどうなんだろう?って考えさせられる映画でした。

ゆっきんさんのご長寿表彰式のときに講演されていた獣医さんのお話もそういうお話でした。飼い主さんが何を望んでいるか、ペットにとってどういう治療が良いのか?確かそんな内容でした。

例えば、老ネコの食事療法についても療法食に切り替えれば600日くらい寿命が伸びるとか言われているけど、やっぱりネコが喜ぶおいしいゴハンを食べさせてあげたいとも思う。食べることと寝ることが生活の全てみたいな彼らから食の楽しみを奪っていたずらに寿命を伸ばすことは飼い主のエゴではないか?という考え方もできる。
できる治療は可能な限りしてあげるという考え方もあるし、そのまま自然にまかせるという考え方もある。

と、話題が映画から猫ばなしに変わってしまいましたが、『ディア・ドクター』、良かったです。