こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

靴職人の切手

少し前のことになるが、このブログを読んでくださっている方から靴職人のイラストの切手型封印シールをいただいた。
オールド靴職人のイラストだけでも嬉しいのにこれが切手型になっているとなれば小躍りしたくなるような嬉しさ。貴重なものをありがとうございます!

イラストにみる靴職人はやはり低い椅子に座っている。よってテーブルの高さも低め。床にある小さなタライのようなものには水を入れているのだろうか?輪げさはしてないのね、とかつい細かく観察してしまう。
その昔、ヨーロッパでは靴職人はどちらかと言えば他の職業に比べ、力がいらない仕事とされ、体の小さな人や虚弱な人でもつくことができる職業だったという。靴職人に哲学者が多い(ヤコブ・ベーメとか)のもそのせいなんだとか。ガテン系というよりはもう少し知的な職業とされていたのかもしれない。
確かに低い椅子に座ったら一日中、そこを動くことはないし、重いものを持ち運ぶということもない。

体の小さいわたしがこの仕事を続けていられるのも、まあそういうことだ。
靴屋さんの出てくる絵本やポストカードをコレクションしている。イラストで描かれている道具などを見るのも楽しいし、やっぱり"靴職人"ってファンタジーだなって思う。

つまり、魔法、空想、幻想・・・の世界ってこと。
そこが結構気に入っているこびとくです。