こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

渓流の鳥

久しぶりの探鳥会。新松田駅からバスに10分ほども揺られるともうそこは山あいに。20分ほどで目的地に到着。中津川沿いを渓流の鳥と川沿いの林の小鳥たちを探して歩きました。
本日の参加者は40名以上の大所帯。どうなることかと思ったら、川沿いにまっすぐ行くだけなので、縦に長ーく伸びてそれぞれのペースで歩く、各々好きなところで立ち止まっては双眼鏡を覗くといった塩梅だったのでストレスなしでした。
キセキレイハクセキレイセグロセキレイの3種を観察。
木々のてっぺんではモズが高鳴き。川向こうの林の中にはエガラの群れが出たり入ったり。
そしてなんと言っても感動的だったのは、わたしひとりが見られた瞬間。
カワガラスの声が聴こえる」とのことで双眼鏡を川面に向けていたらまさしくそこにカワガラスの姿が!
ザブンと水にもぐった先に突き出した小枝にジョウビタキが!
そのとき視界を横切ったのはカワガラスに驚いたのか飛んでゆくカワセミのエメラルドグリーン!
と一瞬だったがわたしの双眼鏡にはこの3種の鳥が同時に入った。ちょうど川沿いのススキが途切れた場所にわたしはいて、他の方々はススキの穂にさえぎられて見えなかったらしい。
なんだか"儲かった"気分でした。

このコースは以前はヤマセミが見られたんだよ、とのことでしたが、よーく考えてみたら以前来たことありました。そのときヤマセミみました。なのにすっかり記憶をなくして「初めてです」と言っていたわたし。帰りのバス停「寄(やどりぎ)」にてやっと記憶が戻る。そうです!富士急バスが走っているエリア。あのときはバスカードも使えなかったけど現在はパスモ、スイカどちらもOK.
便利になりました。

そして帰宅途中、境川で今シーズン初めてのユリカモメに遭遇。
最初はウミネコかぁと思っていたけど、足がピンク色!ちょっと小ぶりだよ!と気付き、慌てて双眼鏡をひっぱりだして覗く。おかえり〜!
中にはまだ夏羽の名残りで顔がグレーぽいコもいました。

10年以上続けていた秋の展示会を今年はやめたので、これまでわたしの中になかった「秋」という季節が今年は存在してます。ほんとにずーっと毎年9月、10月は仕事漬けが続いていたのでいつもユリカモメに気付くのは11月に入ってからでした。(これまでのユリカモメの初見についてはコチラ→

今年は秋を楽しもうと思います。