こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

妄想ハセツネ

あっという間の一週間。ハセツネ終わってから時差ボケのような変な感じ。
相方からいろいろ聞いたり、ブログで出場された方のレポ読んだりして自分ならこういう装備にするなぁとか妄想ハセツネ走者になってます。
とりあえず、忘れないようここにメモしときます。
わたし同様、これから初参加を検討される方もご参考までに。

まず、完走予想タイムについて。相方、Sさんのタイムから考えて、わたしが出場した場合は22時間以上かかるのが確実。
だいたいにおいてトレイルランレースのときはわたしの順位って下位1割ぐらいだし。
そういう想定のもとで準備が必要。
ストックはあった方がいいものの筆頭にあげられそう。膝を痛めた相方によると「ストックがなければ完走できなかった」とのこと。やはりニンゲンとは違う別の動物(この場合は4本足の動物ね)になるわけだ。

それからライトの電池については説明書にある100時間もつとかいう文章は信じてはダメ。点灯して数時間でもう暗くなったりするのだとか。なので予備電池は多めに。
携帯電話も使わないときは電源を切っておいた方が良いそう。電波状態の悪い山の中ではバッテリーの消耗が激しいそうでいざ使おうとするとバッテリー切れということになってしまうらしい。

補給食はジェル系がメインになるのだけど、飽きてきたり、体が受け付けなくなったり、水がないと食べられなかったりということもある様子なのでおにぎりとかパンとか固形物も用意しとこう。でも後半は固形物が入らなくなるという話もきいた。魚肉ソーセージがなんとなく良さそう。おいしそう。
多くの人がレース中に吐き気をもよおしていたようで食べられなくなると補給ができずエネルギー切れとなってしまうので自分にあった補給食をみつけるということも重要みたい。ちなみに相方は「塩飴は甘すぎてダメ。練り梅は2本あってもいい」ということでジェルは結構余らせていた。

ハイドレーションパックには リプレニッシュ を入れていた人が多数派のようだけどなんとなくわたしは真水派のような気がするので水の方をメインにし、スポーツドリンクをペットボトルで持参するのが良さそうな気がします。気分転換にコーラとかおにぎりの友にお茶とか、もしかしたらポットに温かいコーヒーとかプラスワンでちょっぴり工夫するのもいいかも。
そうなってくるとザックは6キロ以上になりそうで、とりあえず、重い荷物(米5キロとかね)を背負って歩き続けるトレーニングから始めないとな。←もうすっかりその気になってるし

あと懸念のお手洗いについて。コース上には10カ所あるものの、やはり第一関門で行っておこうと思うのはだれしも同じだろうからここでの渋滞も計算に入れておく。ここでは男女別らしく普通で考えれば女子は人数が男子に比べ圧倒的に少ないので混まないと思いがちだけどタイツをおろすのに時間がかかったりもしてかなり渋滞するらしい。多分、わたしの到着する時間帯は女子の多い時間帯になるはず。だから列に並びながらストレッチするとか補給するとか、うまく休憩にこの時間を使うと精神的にも楽になりそう。
あとお手洗いの有効利用としては、なんでもゴール手前のお手洗いでお化粧直しなどをしてゴール付近での写真撮影に備えるというのも女子のたしなみなんだとか

う〜、どんどん妄想が広がってゆきます・・・

ハセツネでいいなって思ったのは召集されてからスタートまでの時間が短いこと。10時〜12時半までが受付でゴール予想タイムのプラカードのもとに集まっての開会式が12時半から。そしてそのまま1時のスタートということでマラソン大会にありがちな1時間前整列で寒さにガタガタ震えるということもない。ほんとになんでマラソン大会ってあんな早い時間から整列させるのだろ?少しはハセツネ見習うべき。
選手宣誓!

そしてあっという間にスタート!!改めてこのスタート画像を見てみるとシリアスな顔で走り出したトップランナーの中にひとりだけ笑顔で観衆に手を振りながら走っている人がいます。(画面中央、白のウェア)実はこの方が昨年の優勝者の山本健一さんなのですが、「彼の強さの秘密は"リラックス"」という言葉通りの力の抜き加減。つらいときでも笑顔で駆け抜けるという噂はそのとおりのようです。わたしは今回このヤマケンさんのファンになりました。
やっぱり頑張ってる人の笑顔ってすてき!光ってる。

自分もそんな笑顔に近づけるよう頑張ってみたいと思いました。