こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ハセツネ応援 その3 お暇な時間のつぶし方

2000名のランナーがスタートしたあと、そのコースを少しだけ辿ってみる事にしました。
まずは小さな橋を渡ります。

要所要所にこのような看板があるので間違わずに進めます。
実はこの最初の方のコースは春に出場したハセツネ30の復路で走ったコースと同じ。広徳寺というお寺のところを入ってゆきます。ハセツネ30のときはこれを逆走したわけです。

なんかなつかしい。
双眼鏡を首からぶらさげて歩きました。でも鳥の姿は全然発見できず。
台風あとでぬっちゃん、ぬっちゃんになった道。2000人が通った痕跡を辿っていると実感するとき。



変電所のところまで歩いて引き返すことに。出会った鳥はモズ、ヒヨドリアオサギ美しい蝶にも出会えました。アサギマダラかな?
このあと駅からバスに乗り、温泉へ。のんびりしたあと、夕食。天然なめこそばです。今頃、ランナーさんたちは山の中で己と戦っているのでしょう。
夕食といえばきっとジェル食。なんだか申し訳ない気分にもなりつつ、ひとり味わったのでした。
そしてトップランナーたちを迎えるべくゴール地点へ。
午後8時31分に一位の後藤選手がゴールしてから、女子一位の選手までを見届けようと12時近くまでゴール地点にいました。10時間台でゴールした選手のほとんどを見届けました。そのあと、駐車場の車の中で寝袋にくるまって仮眠。3時間半ほど眠りました。さすがに徹夜は無理だし、連れのゴールはまだまだ先の予定だったので。
で、まだ暗い夜明け前の4時頃に再びゴール地点へ。
この頃ゴールするのは15時間台でゴールするランナーさんたち。まだ暗いのでやっぱり最初に見えてくるのはハンドライトとヘッドライトの二つの灯りなのですが、その動きはカモシカより少し小さなニンゲンとは別の生き物のトップランナーたちとは微妙に違う。時間が経過するごとにゴールに飛び込んでくる人たちの種類が変わってゆくのが面白かった。まず、どんどん厚着になってくる。タイツもロングの人が多くなってくる。
16時間を過ぎると両手にストックを持っている人が増えてくる。バックパックの大きさもどんどん大きくなってくる。明らかに装備が違うのです。空が明るくなりライトが必要なくなると次々とゴールラッシュ。
17,18時間と経つにつれ女性ランナー、年配ランナーの姿が目立つようになります。

なのに、わたしが待っている相方とラン仲間Sさんの姿はまだ見えません・・・・。
お腹がすいたので朝ご飯に会場で¥200で売られていたカップヌードルを購入。それをすすりながら、一体二人はどうしたのか? 不安がつのります・・・。
つづく・・・。