こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

漢方お試し中

この夏の鼻炎がなかなか治まらなかったのでネットで検索した漢方薬局にメール相談してみた。
するとすぐに回答が返信されてきた。
体のさまざまな原因で、体表からの発散が低くなるとその分呼吸によってより多く熱を取り出そうとするため、呼吸に負担が及び、鼻中に熱が滞るようになって炎症が増して悪化するのがクシャミ、鼻水、鼻づまりだと漢方では考えられているとのこと。

お腹が冷えているのではないでしょうか

とのことだった。そうかもしれない。
しかし大雑把なお値段を尋ねてみると1ヶ月2〜3万円で半年〜1年とのことだったのでちょっと無理。というかそこまでお金をかけて改善したいほど重症ではないのだ。
で、半年に一度定期検診に通っている歯科医院でも漢方薬を出してくださっていることを思い出し、つい先日、歯科検診のついでに相談してみた。そうしたら、そんなに時間をかけなくても変化は現れるしそんなに高くないですよ、とのことだったので一週間分の漢方薬を出していただいた。
いただいたのは辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)と当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の混合されたもの。
早速その日から朝夕食前に飲むこととなった。お湯に溶かして飲むやり方もあるらしいが味的にきっついので水で一気にゴクッと飲む方法を選択。若干、口の中に顆粒が残ってしまうとマズ〜しかも食前って忘れてしまうこと多し・・・。
一週間後に再び診察。「どうですか?」ときかれたがこれと言って変化は感じられない。
その一週間の間に一日だけくしゃみ鼻水の日があった。でも季節が変わったせいか、ここのところはあまり症状が出ていないのだ。はっきりしないわたしに先生も困ったようで、今度は別の漢方薬を一週間分出してみるとのこと。症状が出たらまたいらっしゃいと言われた。
今度は葛根湯加川弓辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)である。家にあった漢方セラピーのハンドブックによると鼻づまりが強く、鼻をかむと薄い鼻水が出る慢性鼻炎の人に向いているらしい。ハンドブックには小青竜湯(しょうせいりゅうとう)というお薬も薄い鼻水、くしゃみに向いていると書いてあった。漢方薬っていろんな組み合わせがあっておもしろい。違うなぁと思ったら別のを試したりしても良さそうだ。多分、薬局によっても処方が違ってくるのだろう。
 
そのあたりインソールと似ているなぁと思った。
トラブルやバランスの崩れを整えるのに方法はひとつではないということ。その人に合わせて試行錯誤しながら一番良い方法へ近づいてゆくものなのではないだろうか。

そして昨日の朝、相変わらず鼻の詰まっていたわたしであるが、プールで泳いでみてびっくり。ここのところいつも鼻づまりで口呼吸ぽかったのに昨日は鼻からブォーッと泡が出た。久しぶりの快感である。
これって漢方のおかげ??だといいなぁ。

今度はタッセルスリッポンいきます