こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

夏バテに効く!?

高遠駅に着いて歩き始めてすぐに、一軒のお店の前でまた足を止めることになったわたしたち。わたしが通っていた小学校と同じ名前の酒屋さん。
このお店の前で甘酒を試飲させてくれていたのだ。
えっ?夏に甘酒??と思ったけどペットボトルのキャップほどの大きさの小さなカップに注がれた甘酒を差し出され思わず手が出た。クイッと飲み干すとこれがなんとも言えぬ良い具合の甘さ。冷たいのどごし。
瞬間に「おいし〜い」と友人と顔を見合わせる。酒屋の奥さんによると夏バテに良いのだそう。甘酒と言えば、冬に体を温めるために飲むものだとばかり思っていたので目からウロコのおいしさであった。「帰りに買います」と言い残し散策を始めたのであった。そして帰りのバス待ち時間に再び酒屋さんへ。待ってましたとばかりにまた奥さんが小さなカップに甘酒を注いでくださる。ずうずうしくももう一杯ずついただく。いろいろ歩き廻って疲れた体に甘さが染み渡る。普段ならちょっと甘過ぎるかなーと思うくらいのしっかりとした甘さなんだけどくどくなくて体に良いという感じ。滋養強壮に一杯って飲み方いいかも。

帰ってきてから冷やし甘酒を検索してみたら、実は昔から甘酒は夏に飲むものだったそうで俳句では「甘酒」は夏の季語なんだとか。初めて知りました。さらに最近ではマクロビで砂糖の代わりの調味料として甘酒が人気なのだということも知りました。なるほど〜
昨晩、さっそく冷やしたものをぐいのみでゴクッ。なんか元気になれそう。
ショウガ汁を入れたり、オンザロックもいいかもと思いました。

本の町で発見した味、冷たい甘酒、おすすめでーす。