こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ゆっくり

はっきりしない天気の夏とはいえ、やっぱり暑い。蒸し暑い〜
つり込み、底付け作業のときは今、流行のマキシ丈のスカート!じゃなくてマキシ丈の革のエプロンをし、さらに木型などが膝の上ですべらないようデニムの布を膝掛けのように掛けてやるので、その暑いこと!!
ツツーッと汗が足をつたいます。さらに電熱器も使うので一気に室温も上昇。
なんかふうふう言いながらやってます。同業の皆さんはどうしてるのかしら?(ってエアコンかければいいだけか・・・)
従って、普段よりは作業の手は遅れがち。


先日もいつもなら、一気に完成するはずがズルズルと残業に。本底を貼って、切りまわして削って完成!というところで包丁のキレが悪く、研ぎ直しをせねば、となり、作業は一旦ここまで。
包丁研いで、切って、削っては翌日の作業となりました。

で、翌朝一番に包丁研いで作業続行。
やっぱり切れる包丁は気持ちいいし、夜の作業よりは朝の作業がさわやかです。

と、ちょっとゆっくりめに作業が進むこびとくの夏なのであった。
なんかね、最近、忙しぶるのは極力やめようと思ったのでした。
だって世の中、みんな忙しくて、せかせかしてて、ほんとは便利になって楽になってるはずなのに、逆にどんどん忙しくなってて・・・。

せめて「こびとく日誌」はノンビリした感じで読んでいただきたいな〜と思うのでした。