こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

インソールのお店

土曜日の上京のもうひとつの目的は誂え靴とオーダーメイドインソールのお店ルッチュさんへの訪問。
これもHさんという方が間に入ってくださってのご紹介。同じ日の12年目の再会に一役買ってくださったTさん同様、人見知りなこびとくを後押ししてくださっておおいに感謝です。

ルッチュの三浦さん、お会いする前から頭脳明晰な方だなぁと思っていた。
というのもメールで道順を教えてくださったのだが、びっくりするくらい的確。

『改札を出て左、突当たりを左で階段を上がっていただき、しばらくは道なりにまっすぐ。
谷中霊園を抜けて、3つ目信号(上野桜木交差点)を左に曲がって、次の信号の手前左です。』
地図の読めない女のわたしは地図ではなくメールのこの文面を紙切れにメモして握りしめ、言葉通りに進むこと10分。すんなり到着できました。
はじめましてのご挨拶もそこそこに奥の工房を案内していただく。
わたしのトンチンカンな質問や答えにくい質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくださった。

制作の流れはサイトに詳しくあります→
わたしも体験させていただきました。
下からピンがゾワゾワ〜といっぱい出てくる台の上に乗り、足の裏の形状を採る。それをパソコンに読み取るとなにやら3Dの画像が。すごいんですね。
それをもとにインソールをつくり削ってゆくそう。

今、わたしが勉強中のディモコインソールはもうできあがっている6種のパッドを組み合わせて挿入するものなのでPCや特別な機械は一切使いません。
そういうのとはちょっと違うインソールでびっくりすることばかり。
次から次へと疑問が湧いてくる。
1時間の予定が2時間近くもお邪魔してしまいました。

この土曜日にお会いした二人、津久井玲子さんと三浦孝太郎さん。どちらもわたしと同じ業界の方ですがわたしのやっていること、スタイルとは少し違う。だけど誰かを少しでも笑顔に近づけるために日々おしごとしているのはみんな同じ。同じなんですね。
そして間に入ってくれるのもこれまた「人」なわけでそういう人と人のつながりの中でなんかいいよなーという気持ちを抱えて帰宅したのでした。←また意味不明な文章になってるし

ルッチュさんの近くで銭湯発見!現在はギャラリーになってました
このエリアには他にも同業の人たちがいらっしゃいます
nakamuraさんやそのみつさん、時間なくて寄れませんでした
今度また、きっと!