こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

サンダルにパッドを仕込む

先日お客さまのサンダルにパッドを入れてみたが使用感など自分でも確かめてみようと自分のサンダルにも仕込んでみた。

横からみるとこんな感じ。グレーに見えてるところがパッド。
市販品そのままだとサンダルからはみでてしまうのでカットしたり削ったりして自前のサンダルにあわせる。
履いてみると結構いい感じ。

さて、足元を固めてでかけたのは都内某所。
昨日は大切な用事が二件あったのだ。

ひとつはある方との12年ぶりの再会。共通の知り合いが仲を取り持ってくださってついに実現したのだった。
ずっと気になっていた会いたかった人。もうひとつの方の用事(これについてはまた後日)を済ませてドキドキしながら待ち合わせ場所に急ぐとそこにはその方はおらず・・・。なんでもお仕事で遅れてあとからいらっしゃるとのこと。
うー、じらされるこびとく。
とりあえず仲介人Tさんとビールで乾杯しつつ、待ち人を待つことに。Tさんの言葉を借りればこの日集まるのは"口下手"の三人。呼び出しておきながら話盛り上がらなかったらどうしよう〜と緊張&不安な気持ちも。
ほどなくして待ち人は笑顔で登場!!
12年のブランクが一気に縮まる。緊張&不安も吹っ飛び、楽しい宴となりました。
会話の途中でつい目がいってしまうのはその方の手。手仕事をしている人の指です。
はじめて会ったときもわたしは失礼とは知りつつも「手を見せてください」とお願いした記憶が。
短く切りそろえられた爪。その間には黒いものが詰まったりしてる・・・←わたしもです
そう、すてきな手の持ち主とはこの方です→

嬉しかったのは12年前も、今も変わらず、彼女とわたしの生活は靴つくりを中心にまわっているということ。
たとえ、仕事のスタイルや立ち位置は違っても。

サンダルで一日中歩き回ると少し足が疲れたと感じるのだけどこの日は全くそれを感じず。帰りの電車、東海道線から江の電の乗り換え時間2分というのに果敢にもチャレンジしてしまった。ほぼ全力疾走でダッシュ。同じように走る人は全くいず、案の定改札に到着した瞬間に江の電はホームを離れて行きました。残念無念・・・(次の電車は約30分後・・・)
それでも走れたのはやっぱりサンダルに仕込んだパットのおかげかな。いや、単に酔ってただけなのか・・・。
ちょっとハイテンションな夜でした。