こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

クッション入り

サンダル用の中底は厚めの床にスポンジを貼り、それに革を巻いてつくる。スポンジは端っこ以外は厚みは均等であるが床は牛なので場所によって相当厚みや硬さが違う。
左右で揃うように裁断するのは結構、神経を使う。
靴つくりって、革を使う(アッパー、中底、芯、本底など)のでこのつかみどころのない不均等なものとの日々戦いである。そしてさらに人の足っていうこれまたつかみどころのないものと対面しなくてはいけないので非常に不安定でフワフワした仕事なんだと思う。

今つくっているのは同じデザイン3足目のお客さまのサンダル。
先日、ご相談があって、サンダルにクッションを入れられないかとのこと。
そのサンダルの構造上、うーん・・・ムズカシイ・・・と思ったのだけど「やってみましょう」ということになった。で、中底にインソール用のパットを仕込む。

さて、うまくゆくでしょうか?
本日出来上がり予定です。