以前、友人が「おもしろかったヨ」と言っていたのでてっきり「おもしろい」映画だと思っていたらそうではなかった。観たくないシーンもでてくるし、インドのダークな部分をつきつけられるのだ。
実際のスラム街でロケが行われたときいたのであれはセットではないわけで、そうなるとあのゴミの山は・・・。
あの人たちにはゴミの分別とかリサイクルとかって観念はないだろうなぁ。ツバルの映画を観たときに知ったが今現実の問題としてあるのは地球の温暖化よりむしろゴミの問題。それと人口の増加の問題なんだそうだ。インドや中国の近代化はそういう問題を含んでいる。これは映画のストーリーとは関係ないのですが。
クイズミリオネアはみのさんが司会で放映されてたけど一度も観たことがなかった。あの番組を観ていたらもっとこの映画を楽しめてたかなとは思った。
「運命」という言葉が頻繁に出てくる。スラムに生まれたこと事態が運命なんだろうな。
最後にインド映画らしくみんなで踊るシーンがあります。意味がないという批判もあるようだけどわたしはそこがいいなぁと思いました。
この日はなかば無理矢理、相方を誘って観に行ったのですが彼の感想は「俺はおもしろかったゼ！」とのこと。人によってずいぶん感じ方が違うようです。わたしはちょっとキツかったナ・・・。
帰りは復刻塗装された江の電に乗れてラッキー！20年ぶりだそうです。
