こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ウミウシウォッチング3回目

昨日は三浦半島での潮溜まりウォッチングに参加してきました。この日は集合時間が11時とやや遅め。というのも潮溜まりウォッチングはその日の干潮時間にあわせて行動するためで、普段はあまり気に留めることもない干満の時間も気になるところがユニーク。この日は午後1時半頃が干潮ということで現地に着いてからまずは昼食となりました。
大切な注意としてむやみに触ってはいけない生物(ゴンズイ、ハオコゼ、ハネウミヒドラなど)についてのレクチャーのあとそれぞれ思い思いの装備で磯に散らばる。ここでも首てぬぐいは必須アイテム。
早速、アオウミウシ発見!!うーん、海の中にいる写真は難しい・・・。自分で影をつくってその下に入れるようにすると上手くいくとのアドバイスをいただく。
ほどなくして『タコ〜!』の声が。吸盤がめっちゃくっついてきます。リリースすると蹴泳ぎみたいに体をぴよ〜んと伸ばしながら穴に帰っていったのが印象的でした。ウミウシ探しに夢中になっているけど本当はそれ以外にも生物はたっくさんいる。参加者のひとりの方が「私らの足の下、全部生き物よ」とおっしゃっていたけど全くその通りです。のぞき込むといろんなものが動いている。小さな魚が目の前をすばやく横切る。
じーっとみつめていると時がたつのを忘れます。
忙しいばかりの日々の中でこういうジーッとした時間を持つのは久しぶり。お借りした水中メガネを海面に押し付けて水の中の様子をうかがい続けた約2時間半。日射しは強かったけど風が気持ち良く暑さはほとんど感じず。やっぱりまだ6月なんですね。

本日もたくさん集まりましたー! みんなで採集したウミウシを大きな入れ物に集めてひとつひとつ触ったり、ルーペでみたり、確認します。オレンジに水玉もようはヒメマダラウミウシ

こちらもきれいどころのコモン(小紋)ウミウシ

こんな模様も初めてみました。サラサ(更紗)ウミウシ。名前もオシャレ。

ちっさーい!ミノウミウシ

ちっさーいのはこちらのふたつも。左がシラユキウミウシ、右がオトメウミウシ。どちらも色白美人です。
ちなみにどのくらい小さいかというと・・・アオと比べるとこんなですもん。オトメちゃん!

参加するたびに新しい発見がいっぱい。この場所でウミウシは100種くらい観察できるそうです。すごすぎる〜。
次回は9月とのこと。see you!

ウミウシウォッチング1回目はコチラ→
          2回目はコチラ→